本県選出議員で江藤氏最多2455万円 19年所得・資産公開

 国会議員の2019年の所得などに関する報告書は30日公開され、本県選出国会議員(衆院3人、参院2人)の平均所得は2102万円で18年より120万円減少した。
 所得が最も多かったのは江藤拓衆院議員(自民、宮崎2区)で2455万円。農林水産大臣と総理大臣補佐官の給与、馬事畜産会館(東京都中央区)役員報酬を含む給与所得2396万円、雑所得は個人年金の59万円。18年を452万円下回った。 
 武井俊輔衆院議員(同、同1区)は2141万円。歳費などの給与所得1971万円、宮崎総合学院(宮崎市老松1丁目)など3社の顧問料170万円で18年より7万円増えた。武井氏が支部長を務める自民党県第1選挙区支部への貸付金が400万円。
 古川禎久衆院議員(同、同3区)は歳費など1971万円で18年と同額。
 松下新平参院議員(同、宮崎選挙区)も歳費など1971万円で18年と同額。
 長峯誠参院議員(同、同)は歳費など1971万円で、18年から159万円減った。長峯氏が支部長を務める自民党県参議院選挙区第2支部への貸付金が300万円となっている。
 また九州比例の中山成彬衆院議員(希望)は2250万円。歳費や西日本興業(都城市)母智丘CC理事長の報酬など給与所得が2111万円、雑所得は厚生年金などの139万円だった。

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