知事所得1807万円 19年所得・資産公開

 河野知事や県内市町村長の2019年の所得、資産補充、関連会社に関する報告書は30日、公開された。知事の所得は、給与と不動産合わせて計1807万円だった。
 報告書によると、給与所得は1766万円で前年と同額だった。不動産所得は40万円で、前年から42万円減少。埼玉県鴻巣市の持ち家の賃貸収入から必要経費を差し引いた額で、入居者が昨年8月に退去し家賃収入が減った。
 知事の資産は条例に基づき、前回報告時から新たに得た分のみの公開で、他に該当するものはなかった。
 公開された市町村長の中で、最も給与所得が高かったのは高鍋町の黒木敏之町長で3391万円。次いで宮崎市の戸敷正市長が1613万円、都城市の池田宜永市長1553万円、延岡市の読谷山洋司市長1523万円。
 高原、美郷町長と諸塚、椎葉村長は各条例で町村民に限り公開している。
 知事の報告書は県庁本館1階の県民情報センターで、その他の市町村長分はそれぞれの市町村役場で閲覧できる。

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