新幹線長崎ルート 肥前山口-諫早の施設維持費縮減へ JR九州 青柳社長

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 JR九州の青柳俊彦社長は30日の記者会見で、2022年度の九州新幹線長崎ルートの暫定開業に伴い、長崎、佐賀両県が設立する一般社団法人に譲渡する肥前山口-諫早の鉄道施設の維持管理費について、譲渡前の設備改善などで縮減を図る意向を明らかにした。
 長崎県によると、鉄道施設の維持管理費は、08年の佐賀県との費用負担合意時に年間2億3千万円と試算していたが、人件費や資材費の高騰、保守レベル向上などで6億6千万円に膨らむ見込みという。
 長崎県は6月10日、安全運行の確保を前提に経費節減への協力をJR九州に要望。青柳社長は会見で「経費増加は両県に説明して基本的な考え方には合意を得ていると思う。設備投資や設備見直しで節減したい」と述べた。