歌手・シーアが44歳で“おばあちゃん”に、ラジオで喜び語る

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(写真:AP/アフロ)

顔を覆う長い前髪でおなじみのオーストラリア出身のシンガー、シーア(44)が、Apple Musicのポッドキャストで“おばあちゃん”になったことを明かした。

シーアは昨年、18歳の黒人少年2人を養子に迎えた。5月にラジオストリーミングサービスSiriusXMのインタビューで「今は2人とも19歳よ。里親制度の年齢制限に達してしまったの。あの子たちを愛してるわ」と語っていた。そのうちの1人に双子が誕生し、シーアはわずか1年ほどの間に母になったばかりでなく、祖母にまでなったのだ。

オーストラリアの長寿ラジオ番組「The Kyle and Jackie O Show」では、2人の息子のこれまでの人生についてこう話していた。

「2人は18年間で18もの里親を転々として、安定した生活を送ったことがなかった。2人ともものすごいトラウマを抱えてるの。私には彼らを養子にして、彼らのトラウマ、直面している問題、困難、そういったものに対処してセラピーを受けさせるだけの余裕があった。お金があるって、本当に奇妙で楽しいものよ。他の人を助ける機会を与えてもらえたんだもの」

前述のポッドキャストでは、黒人の息子を迎えたことで、アメリカでの人種的偏見をより意識するようになったと話す。里子に出され、不毛な子ども時代を送ってきた人は犯罪に手を染めやすく、人種による偏見がその負のサイクルを助長している。シーアは黒人である息子たちを守るために厳しい言葉をかけたこともあったという。

「こんなことを言ったのよ。『あなたたちならできる。でも、元いた場所に戻ることもできる。私はあなたたちの母親だからこう言ってるの。愛してるから言うの。あなたたちが刑務所に入るのを見たくない。あなたたちの歴史、肌の色、そんなもので私はあなたたちを終身刑になる5%にしたくない』」

今、シーアはシンガーとしても、私生活でもゴールに到達したと感じているという。

「私は……2人の息子たちにとって思いやりと判断力のある母親でいることができているし、彼らを本当の意味で助けることもできている。私生活の目標は達成したと言っていいと思う」