アイメイドアルファ、7月1日より特定技能1号人材の紹介・就労支援事業をスタート

食品製造業界向けに今年度200名紹介目標

2020年7月1日
株式会社アイメイドアルファ

日本語学校運営を基盤に、技能実習生など外国人人材採用・教育の総合支援事業を長年にわたって展開している ㈱アイメイドアルファ(本社:東京都新宿区、代表取締役:荻野 健)は、この度、特定技能の登録支援機関として法務省の認可を得、これまでの日本語学校運営、技能実習生教育事業に加え、新たに特定技能1号の外国人人材の紹介事業、及び受け入れに必須な就労支援活動の受託事業に参入しました。今後は留学生、技能実習生、特定技能の3分野で、幅広く外国人の教育・就労と採用総合支援事業を展開していきます。

新しくスタートした特定技能人材紹介・支援事業は、既に日本に留学している学生を対象に、人材不足に悩む企業へ特定技能外国人として紹介する、当社独自の強みとネットワークを活かした「特定技能留学生プログラム」です。当社は現在東京、岐阜、千葉の3カ所で日本語学校を独自に運営しているほか、数多くの日本語学校とも全国規模で提携しています。その中から日本で働く素養が高く、特定技能人材として適した留学生を発掘、選定して企業へ紹介していくものです。

特定技能留学生プログラムは以下の7つの特徴を持っています:

①N4レベル以上の高い日本語力。
日本で1年半から2年留学していますので、技能実習生や直接海外から来る特定技能人材と比べ、聴解力、伝達力が非常に高い学生です。

②高い仕事力。
当社が紹介する人材は、日本でのアルバイト経験が豊富な留学生なので、日本のビジネスルールや習慣などをきちんと理解しており、高い仕事の能力があります。また当社で、それぞれの留学生が来日してからどんなアルバイトをどのくらいしていたか、勤務状態はどうだったか等を把握しているので、問題がある学生は当社の事前審査で落とします。従って、紹介する留学生は、日本企業のフィルターをかけ、日本企業に日本のビジネスルールを教育してもらった学生といえます。

③人材の性格把握がしやすい。
通常採用面接だけでは、なかなかその学生の性格を把握できませんが、このプログラムで紹介される留学生は、当社が運営する学校および提携している学校で、すでに1年以上学習をしています。従って性格をきちんと把握していますので、協調性がない、自己中心、性格が不安定、などの学生は当社で事前にフィルターをかけて落とします。

④面接設定がしやすい。
特定技能人材の場合、通常は海外まで行って面接しなければいけませんが、国内にいる留学生なので、東京、岐阜などの当社の拠点で面接ができるほか、オンラインによる面接も可能です。

⑤入職までの手続きが簡易。
国内にいる学生なので、海外から来日する人材に比べ、必要な手続きが極めて簡易で、当社がワンストップですべての手続きを代行します。

⑥早期入社が可能
海外からの特定技能人材の場合、現在コロナの影響で、来年いつ来日できるのか予定が組めない状況ですが、当社のプログラムで紹介する学生については、例えば2020年に採用内定した場合、来年の4月から6月にかけて入社できます。

⑦採用コストを抑えられる
通常、特定技能は5年間監理費が発生しますが、国内留学生の場合は、2年目は任意となるので、定着が早く、当社の支援が必要ない場合は受け入れ企業で監理をすることが可能です。

当社では、特定技能留学生プログラムを当初飲食料品製造業界中心に展開していく予定です。既に数多くの来日済みの在校生が、充実した品質管理や安全衛生管理等の教材をベースに、特定技能の飲食料品製造業試験の合格を目指し、勉強に励んでいます。当社は、来年春の就職を目指し、食品製造において品質管理や安全衛生管理がとても重要なことであることを徹底的に教育した上で企業に紹介します。本年度200名の紹介実績を目標としています。