アルファタウリ・ホンダF1のガスリー「身体的には人生でベストの状態。レースに戻れて嬉しい」F1オーストリアGPプレビュー

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 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2020年F1開幕に向けてコメント、ようやくレースに戻れることがうれしくてたまらないと語った。

 3月のオーストラリアGPが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、F1開幕は延期されてきたが、7月3日から5日のオーストリアGPで今年最初のグランプリが開催されることが決まった。

「オーストラリアが中止になった後、ドバイに行った。元々第2戦バーレーンの前にそうする予定だったんだ」とガスリーは、シーズン休止期間について語った。

「2、3日かけて状況を確認していると、イタリアの空港が閉鎖されたため、戻れなくなったし、フランスにも戻りたくなかった。飛行機で移動し続けた後に僕が戻ると、家族を危険にさらすことにもなるからね。それでトレーナーと一緒にドバイにとどまることに決めた。そこで2カ月トレーニングしたことになる。ドバイでの行動制限はヨーロッパとほぼ同じで、アパートの外に出る時にはマスクと手袋を着用する必要があった」

「5月半ばにフランスに戻った。ドバイ空港はほとんど人がいなくて、フランスへの直行便がないためにフランクフルトを経由しなければならなかった。おかしな経験だったよ。いろいろと遅れてしまった影響で電車に乗り遅れ、自宅まで7時間かけて車で移動した」

「家族と過ごせてうれしかった。通常は会える機会がほとんどないからね。レースや移動の日々からこれほど長く離れていたのは初めてのことだ。普通は数日おきに飛行場にいる感じなんだ。10歳のころから、2カ月間同じ場所にいることなどなかった」

「ドバイでは60日中58日はトレーニングをしていたんじゃないかな。だから身体的には人生でベストな状態だ。ものすごくいい状態になった」

 オンラインで友人と会話したり、オンラインで授業を受けてイタリア語の勉強をしたり、カートやゴルフをし、バーチャルレースに参戦するなどして休止期間を過ごしたガスリーは、その間もチームメンバーとは連絡を取り合い、フランツ・トスト代表やエンジニアととは毎週話をしたという。

 そしてスクーデリア・アルファタウリF1は6月24日、イタリア・イモラに2020年型マシンと2018年型マシンを持ち込んで、開幕に備えた走行を行った。ガスリーはダニール・クビアトとともに参加、久しぶりにF1マシンでサーキットを走った。

2020年イモラでのフィルミングデー ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

「やっとF1マシンに乗ることができた。イモラでのフィルミングデーで、2018年型マシンと今年型の両方に乗ったんだ」とガスリー。

「最高の経験だったよ。特にイモラは2012年にはレースをしたこともあるし、大好きなサーキットのひとつだ」

「最高にハッピーだった。ずっとレースをしたくてたまらなかった。アドレナリンや競争、スピード、そういったものが恋しかった。だからまたレースに戻れて本当にうれしい」

2020年イモラでのフィルミングデー ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

「ほぼ毎週レースがあるから、とても忙しくなる。すごくエキサイティングな時期になるだろう。序盤数戦は無観客での開催なのが残念だけど、できるだけ早く、できるだけ安全な形でシーズンをスタートすることが重要だった。何カ月後かにはもう少し自由度が広がるといいね」

「安全要件はすべて整えられているはずだ。健康に関するルールがすべて決まっていて、どのように動くかとか、誰かと話すときにはどうするかといったことについて制限が設けられている。簡単にはいかないだろうが、必要なすべての予防措置を講じていく」

「ドライバーとしては、少なくともクルマに乗っているときは今までと何も変わらない。それ以外のことはとても複雑だけどね」

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