新年度じゃなくても、初対面の場はたくさんあるもの。その場を出会いのチャンスにつなげられるかは、あなた次第。
好印象を与えるコツを押さえて、好感度をアップ。恋愛も追い風でスタートを切りましょう!
この記事では、見た目、香り、声のトーンから、自己紹介のコツまで、 第一印象を良くする方法 をご紹介します。
第一印象を制する者に、恋のチャンスが訪れる!
運命の人との出会いは、いつ、どこで訪れるかわからない
「彼氏はほしい。でも、良い人がいない」
「結婚したいけど、出会いがない」
なんて、嘆いていませんか?
でも実は、出会いって結構あるものなんです。
婚活、恋活、合コン、オフ会はもちろん、入学、就職、人事異動、取引先へのあいさつ、習い事教室などなど、世にあふれている初対面の場。それは素敵な男性が隠れているかもしれない、出会いの場でもあるんです。
つまり、初対面の人に良い第一印象を与えることは、たくさんある出会いのチャンスを生かす、とっておきの恋活ともいえます。
第一印象が決まる時間ってどのくらい?何で決まる?
ちょっとクイズです。第一印象って、どのくらいで決まると思いますか?
正解は、だいたい8~12秒程度。とても短いですね。
では、人の印象を決める要素って、いったい何なのでしょう。
それは何か一つではなく、表情、仕草、姿勢、話し方、声の響き、服装、メイク、匂いなどなど、いろんな要素で、総合的に決まるとされています。
さて、前置きが長くなりましたが~、見た目、仕草、視線など様々な要素をフル活用して、8~12秒程度の短い時間に好印象を与えられると、恋愛において有利だということをわかっていただけたと思います。
ということで、第一印象を良くする方法を徹底的にご紹介していきます!自己紹介のコツもありますよ。
第一印象を良くする方法1:デフォルトの素の顔は、口角をやや上げた表情に
好印象を与える素の顔は、「口角をやや引き上げる感じで、目線は自然な高さに保って、目に力を入れずに相手を見る」状態といわれています。
あなたは、自分の素の顔がどんなものか把握していますか?私は、友達がスマホでこっそり撮影した自分の素の顔を見てびっくり…したことがあります(汗)。
自分ではそんなつもりはなくても、冷たく見えたり、にらんでいるように見えたり、無表情に見えたりすることはよくあること。
一度、自分の「素の顔」を鏡でチェックするのが良いかもしれません。
表情筋をほぐして、口角を上がりやすくする顔のエクササイズをご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
表情筋をほぐす顔のエクササイズ
1:鏡の前に立って、顔を映します。
2:「あー、えー、いー、うー、えー、おー、あー、おー、あー、いー、うー、えー、おー」と声を出します。
ア行、カ行、サ行、…ワ行まで続けます。
※一音一音はっきりと、やや大げさに発音しましょう。
口角が上がりやすい口もとを作る体操
1:鼻の下の筋肉をもむ
鼻の下に両手の人さし指を置き、強めの力で押さえて10回ほど左右に動かします。
固くなっていると始めは動きづらいので、鼻の下の筋肉を強めにもんでください。
2:口角の筋肉を上下にもむ
人さし指と中指の2本を左右の口角に当て、10回上下に動かします。
このとき、できるだけ上下に大きく動かすのがコツ。このトレーニングで口角がキレイに上がりやすくなます。
3:あごの筋肉をほぐします
両手の指4本であごを押さえ、強めに10回上下にもみます。このこりをほぐすと下唇が柔らかくなり、笑ったりしゃべったりするとき、下の歯が見えにくくなります。
第一印象を良くする方法2:笑顔は最高のモテメイク
微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればしわができる。
(Wear a smile and have friends; wear a scowl and have wrinkles.)
これは、イギリスの作家ジョージ・エリオット(George Eliot)の言葉。相手に好印象を与えたいのなら、笑顔はマストといえます。
素敵な笑顔の条件
・目:目尻が少し下がり、優しい表情になる。
・頰:頰の表情筋がバランスよく、左右対称に上がる。
・口角:口角も頰のように左右対称に、キュッと上がっている。口角が無表情のときの位置から2cm程度しっかり上がっている口もとは、明るく華やかな印象に。
・歯:笑った時に上の歯が見えている。上の歯が8~10本見えると理想的。
笑顔のトレーニング方法を2つご紹介しますので、トライしてみてくださいね。小顔効果も期待できますよ。
割り箸を使った笑顔のトレーニング
1:割り箸は割らずに、そのままの状態で、上下の前歯で軽くはさみます。
2:割り箸をくわえたまま「い」の口にして、30秒キープします。
表情筋に笑顔の感覚を記憶させるトレーニング
1:鏡の前に立って目を閉じて、いつもの感じで笑顔を作ってみましょう。
2:目を開けて鏡でそれを確認します。いつもの自分の笑顔が、どのような感じなのかを客観的に確認することが大切です。
3:次に、鏡の前で少しずつ口角をあげていきます。
そして、鏡に映る自分が笑顔に見えるところまで頬の筋肉と口角を持ち上げていってみましょう。
4:何度かその練習をしながら、その時の顔の表情筋の感覚を記憶するようにします。
5:それができたら、鏡の前で目を閉じて笑顔を作り、目を開けたときに笑顔になっているように練習してみましょう。
第一印象を良くする方法3:服装は明るい暖色系、女性らしいものを
TPOをわきまえた、清潔感の感じられる身だしなみと服装は、基本の「き」。 ビジネスシーンなのか、合コンなどのちょっとくだけた場面なのか。時と場所、目的を考えた服装を心掛けましょう。
続いて、色について。好感度を上げる色は、黄色、ピンクなど、明るい暖色系です。これらの色はオープンマインドな印象、女性らしい印象を与えてくれます。また、清潔感のあるホワイトも良いですね。
毎日のワードローブの定番カラーである黒などモノトーンや濃色の服は、表情や気持ちを目立たなくし、威厳を強調しますし、女性らしい印象はあまりないので、男性の好感度を得るには不向き。
モノトーンをベースにしたコーデは控えるか、明るい暖色系をプラスしてバランスをとるようにしましょう。
第一印象を良くする方法4:ふわり良い香りで印象づけるのも得策
視覚的演出をマスターしたら、今度は香りの演出にもトライ
嗅覚は、快・不快などの感情や、記憶を司る大脳辺縁系とつながっているので、相手の記憶に深く刻み込むことができるといわれています。
男性が好きな香りは石けんの香り、ローズ、柑橘系の香り
男性が好きな香りは、石けんやシャンプーの香り、そして、上品なローズの香り、レモン・グレープフルーツのような柑橘(かんきつ)系の香りが代表的。参考にしてみてくださいね。
ただし、香りを使うときは注意点もあります。
良い香りの効果は強いですが、その分、嫌なニオイの逆効果も強いもの。体臭や口臭、タバコの臭いなどのケアも忘れずに。
また、香りは好き嫌いが別れることが多く、匂いに敏感な人も多いので、香水のつけすぎはNG。ボディミストや制汗スプレー、柔軟剤などで、さり気なくまとうようにするのがお勧めです。
第一印象を良くする方法5:目は口ほどにものを言う
会話をするとき、相手の目を見て話すことは、好印象を与えるための大原則。
目を見るのがどうしても照れくさい…という人は、目と目の間を見るようにするのも良いでしょう。
ただし、話している間、ずっと相手の目をじーっと見つめていると、逆に相手を緊張させてしまうことも。
話の要所要所で、しっかりと目を見つめればOKです。
第一印象を良くする方法6:好印象を与える体の向きと姿勢
基本は背筋をピンとのばし、正しい姿勢を
立ち居振舞いの良さに通じるものですが、姿勢を良くするだけでも人の印象は格段にアップします。
ほんのちょっと意識して、あごをつむじの方向へググッと引き上げて、背筋をピンっと伸ばしてみましょう。
姿勢を正すことは、やせやすい体作りにもつながりますから、一石二鳥ですね。
ちなみに、腕を組む、頬杖をつくのはもちろんNGです。
会話をするときは、体をまっすぐ相手に向けよう
会話をするときに、好印象を与えるために表情や話し方を工夫する人は多いですが、意外と見落としがちなのが体の向き。
本人にはそのつもりがなくても、相手に体を向けずに、顔だけ向きを変えて話すと「信頼されていないのかな」「面倒くさいのかな?」という印象を与えてしまいます。
ここで心掛けたいのが、正対。体をまっすぐに相手の正面に向けることを心掛けましょう。体を相手の正面に向けるだけで、十分に相手に好印象を与えられます。
♥好印象を与える聞くときの姿勢
相手の話を聞くときは、やや相手側に身を乗り出して聞く姿勢をとると、無意識的に自分の話に親身になっているイメージを与えるため、相手が心理的に満足しやすくなります。相手の話にあわせてうなずくのも大切ですね。
♥好印象を与える話すときの姿勢
ジェスチャーを交えながら話すのも、印象を高めるポイント。いろいろな表情を見せることもできるので、人間味や優しさが伝わります。
ただし、ジェスチャーが大きすぎるとうるさい印象を与えてしまうので、ほどよく!
第一印象を良くする方法7:声のトーンと響き、話す速度も重要なんです
好印象を与える声のトーンと響き
人は相手の声のトーンや響きに敏感に反応し、快・不快を察知します。
男女問わずモテる声は「よく響く声」。高い、低いに関わらず、響きのいい声が最も人気があるといわれています。
♥よく通る声の特徴
・声が高い
・声が明るい
・滑舌が良い
いずれも生まれ持った特性が関わりますので、変えるのは簡単ではありませんが(私も声低めで、滑舌悪いです…)、トレーニングで改善することができます。次の記事を参考にしてみてくださいね。
話す速度はゆっくりめに
早口はNG。「ゆっくりと相手に伝わるように話す」ことを心掛けましょう。
とはいっても、あがり症の人はどうしても早口になってしまうことがありますよね。緊張しやすい人は次の記事を参考にしてみてくださいね。
第一印象を良くする方法8:初対面の場を制す!魅力的な自己紹介のコツ
「○○課から来ました、山本です。どうぞよろしくお願いします」という感じの人はいますか?
これではちょっと寂しい。合コンや出会いの場はもちろん、たとえビジネスの場だとしても、もう少し気の利いた挨拶がしたいものです。彼氏候補になるかもしれない人に、良い印象を強く残すことが大切です。
好印象を与える自己紹介のテクニックを見ていきましょう。
好印象を与える自己紹介の基本知識
♥あいさつは元気よく!
何事においてもあいさつは基本。元気よく、はっきりと言いましょう。
♥お辞儀しながらしゃべらない
自己紹介の最初のあいさつや、最後の「よろしくお願いします」を言いながらお辞儀をする人がいますが、これは聞き取りづらいのでNG。お辞儀は「はじめまして」や「よろしくお願いします」と言い終わってからにしましょう。
♥氏名はフルネームで
名字しか名乗らないのはNG。名字と名前を合わせて自分の氏名です。初対面の人がいるときの自己紹介では、「名字+名前」のフルネームで。
言うだけではわかりづらい名前もあるので、時間に余裕があれば、漢字も説明したりすると良いですね。
♥自慢話、ネガティブ発言が多いのはNG
自慢話、ネガティブな発言は控えましょう。
自分の得意を話すつもりが自慢だらけにならないよう、謙虚・謙遜が自虐ネタにならないようにしましょう。
♥自己紹介の長さは、1~2分が理想的
自己紹介が長すぎると聞いている方が飽きてきたり、短すぎると素っ気ないイメージになります。1~2分程度を目安に、楽しいエピソードを盛り込んだ自己紹介にしましょう。
実践! 自己紹介を作ってみよう
1分間に適切なスピードで話せる文字数は300字程度といわれていますので、300~500文字を目安に、自己紹介文を用意しておくのもよいでしょう。
基本的な自己紹介の流れは次の通り。
♥基本的な自己紹介の流れ
1:あいさつ
2:名前(1回目)
3:自分の性格、特徴、抱負、趣味など
4:名前(2回目)
5:締めのあいさつ
名前を2回言うのは、相手に確認してもらうため。エピソードが面白かったり、好印象を与えられても、結局「あの人の名前なんだったっけ…」になるともったいないですね。
きちんと名前を覚えてもらうようにすることがポイントです!
第一印象は尾を引く。でも…
心理学には「初頭効果」と呼ばれる法則があります。これは、人は第一印象に影響されやすく、なかなか変えることができないという法則。
これを聞くと萎縮してしまうかもしれませんが、第一印象の要素は一つひとつ改善していくことができます。
また、「ハロー効果」という、一つでも目立った良いところがあった場合、それ以外の部分への評価も上がりやすいという法則もあるんです。
つまり、あなたが持っている印象を決める様々な要素のなかで、良いところちょっと伸ばすだけでも、第一印象はグーンとアップするということ!
今回の記事を参考に、ぜひ運命のチャンスを引き寄せちゃってくださいね♡
この記事を書いた人:
クチン
80年代に憧れ、90年代を引きずっているライター。将来は可愛いおばあちゃんになりたい! 「クチン」はインドネシア・マレー語で「猫」という意味です。