香港国際空港、乗客の足止め防ぐ取り組み強化 航空会社に罰則も

香港空港管理局は、香港国際空港で航空会社の不手際による乗客の足止めが再発されることを防ぐため、乗客の入国管理や検疫を強化する。

7月1日以降、航空会社が最終目的地の国に入国を許可されていない乗客を連れてきた場合、同じ便の後続便の乗客は降機前に、パスポートと搭乗券の確認を受ける必要がある。重大な違反があった場合には、香港での乗り継ぎの取り扱いを終了する場合がある。航空会社は関連費用を負担するほか、有効な搭乗券を持たない乗客を出発地に戻す必要がある。

これは、エミレーツ航空機でドバイから到着した11人や、ブリティッシュ・エアウェイズがイギリスから到着した1人が、最終目的地の中国本土へ向かうことができなくなり、空港のトランジットエリア内に滞在強いられていることによるもの。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、カナダからベトナムへ向かう乗客は、空港のトランジットエリアに3月から滞在しており、滞在期間が最も長いという。

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