東海 少しの雨でも災害発生のおそれ 2日(木)未明まで土砂災害に厳重警戒を

2日(木)午前0時の雨の予想

 低気圧や前線の影響により、東日本は2日(木)昼前にかけて、雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要だ。

1日(水)午後4時までの48時間解析雨量

 1日夕方、東日本を中心に雷を伴い激しい雨の降っている所がある。降り始めからの降水量は解析雨量で、愛知県の東三河北部で300ミリ、静岡県の中部と西部の山地で600ミリを超えている所がある。東海では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも災害の発生するおそれがある。2日未明まで、土砂災害に厳重な警戒が必要だ。

2日(木)午前9時の予想天気図

 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東海では1日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがある。関東では2日明け方にかけて、伊豆諸島では2日昼前にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。2日夕方までに予想される雨量は、多い所で東海や伊豆諸島で150ミリ、関東で100ミリとなっている。

2日(木)午後6時までの24時間予想降水量

 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要だ。特に東海では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、さらに総雨量が多くなるため、土砂災害に厳重な警戒が必要となる。竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努める必要がある。

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