海老蔵さん、9月に山鹿市・八千代座公演 コロナで延期後、初の舞台

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市川海老蔵さん

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(42)が9月11日から15日まで、熊本県山鹿市の八千代座で歌舞伎舞踊公演「古典への誘い」を上演すると1日発表された。新型コロナウイルスの影響で5~7月の「十三代目市川團十郎白猿」襲名披露公演を延期後、初の舞台出演となる。

 八千代座公演実行委員会によると、コロナ禍で苦境に立つ歌舞伎関係者を支えるため、都道府県境の移動が解禁されたタイミングで急きょ全国公演を決定。八千代座を皮切りに12カ所を回る。演目は「寿式三番叟[ことぶきしきさんばそう]」「男伊達花廓[おとこだてはなのよしわら]」など。

 海老蔵さんは2013年に初めて八千代座で公演。14年には長女市川ぼたんさん(8)が同座で初お目見えするなど縁がある。実行委を通じ「伝統芸能の火を絶やさないためにも、今この公演をお届けして、少しでも明日の活力になっていただけるよう、全力で勤めます」とコメントした。

 感染防止策として席数を半分にして間隔を空け、検温やマスク着用、手指の消毒を徹底する。一般販売は8月1日から。SS席1万4000円、S席1万2000円、A席1万円。実行委TEL0968(43)0202。(河内正一郎)