入校生は広野中に通学 「JFAアカデミー福島」男子の募集発表

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 東京電力福島第一原発事故で静岡県御殿場市に移転し来年4月から福島県で活動を再開する「JFAアカデミー福島」の男子の入校生は広野中に通学する。入校生は18人程度になる。日本サッカー協会(JFA)が1日、募集要項を発表した。

 新たに中学3年制としてスタートを切る男子は、17歳でのプロデビューを目指し、広野町サッカー場を拠点にJFAのコーチから英才教育を受ける。Jヴィレッジスタジアム近くの寮で生活し、強豪クラブとの練習試合や海外遠征を通して、世界に通用する選手の育成を図る。来年4月には中学1年生を受け入れ、2023(令和5)年度に3学年がそろう。

 出願資格は小学6年生で都道府県トレセンに選出実績のある選手らが対象。選考試験は9月以降、全国各地で行う。

 広野町は入校生が震災前と同様に広野中に通学するよう要望していた。遠藤智町長は「東日本大震災を乗り越え、新たなプログラムの理念の下で、JFAアカデミー福島の男子が広野中で再開されることはこの上ない喜びだ。生徒の夢や希望がかなうよう町民と共に応援する」と語った。

 引き続き中高6年制となる女子は、2024年4月に福島県での活動を再開する。静岡県で活動する生徒が福島県に戻り6学年がそろう。女子は震災前、楢葉中と富岡高(休校中)に通学しており、通学先の調整を進める。