静かな球場、熱戦変わらず 高校野球県代替大会開幕

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間隔を空けて校歌を歌う水沢の選手たち=1日、金ケ崎町・しんきん森山スタジアム

 全国選手権岩手大会の代替となる夏季県高校野球大会の地区予選が北奥と沿岸北で始まった1日、球児たちがグラウンドで躍動した。新型コロナウイルスの感染防止のため、鳴り物や一斉応援が禁止されたスタンドは、いつもの夏とは違う雰囲気。それでも集大成の舞台でひたむきにプレーする球児たちへ、保護者らは温かい拍手を送った。

 原則無観客で、入場が許された保護者も会場に入る前に検温を実施。場内アナウンスで大声での応援を控え、拍手を中心とするよう呼び掛けられた。試合後の校歌斉唱では、選手が離れて並んで歌った。

 静かな球場で、試合は手に汗握る熱戦が続いた。終盤までもつれ、1点差で勝利した水沢商の小沢孝父母会長(45)は「集大成の舞台でみんながよく頑張った」と褒め、敗れた専大北上の川村健父母会長(43)も「選手たちから野球ができる喜びを感じた」と大会の開催に感謝した。