日本中、世界中が新型コロナウイルスの猛威に苦しんでいる。多くのコンサートや舞台は、中止や延期の判断を余儀なくされている。生のステージを体感出来ずに動画サイトでの無観客での配信ライブ等で、好きなアーティストを応援する様に状況は様変わりしてしまい世界中で“当たり前の日常”を喪失してしまった。
ウィズコロナ、アフターコロナの時代に順応した、エンターテイメントの在り方が求められている中、いち早く、新たな試みでステージに立つ事を決めたのが、長きにわたり演歌・歌謡界を牽引してきた五木ひろしである。そして、その意思に賛同してサポート出演するのが、坂本冬美である。
五木ひろしが、9月1日と2日の両日に浅草公会堂にて『今できること― ソーシャルディスタンス コンサート ITSUKIモデル弾き語りライブ』の全3公演開催を発表した。そして、スペシャルサポートとして坂本冬美が参加する事も併せて発表になった。
当日は、アコースティック編成での弾き語り形式のライブになる模様。坂本冬美は、「五木ひろし先輩が新たに目指す、アットホームなコンサートにお声をかけて頂き、大変光栄です。私も、お客様の前で歌わせて頂く最初のステージになりますので、これまでの想いをしっかりお届け出来るよう心を込めて歌わせて頂きます。」と意気込みを語っている。
このエンターテイメント・ビジネスの変化をポジティブな気持ちで受け入れて応援してもらえる様に願いを込めて、そして、音楽の力で共に、この難局を乗り越えられる日が、一日も早く訪れる事を信じて、9月1日＆2日のステージを心待ちしたい。
また、「俺でいいのか」（ギター伴奏バージョン）MVが公開スタート。最近は、ユーチューバーとしての活躍が話題となっている坂本冬美。先日、無観客ライブを生配信した時にラストで初披露した「俺でいいのか」のギター伴奏バージョン。こちらのミュージックビデオが坂本冬美YouTube公式チャンネルで公開スタート。トップギタリストの斉藤功との緊張感みなぎるセッション映像は必見。
撮影：田中聖太郎
