チーム内で監督と選手が対立していると噂されているバルセロナ。
ここでは『opera.com』による「バルサがこの夏に売却しなければいけない5人」を見てみよう。異論もありそうな内容だが…。
ルイス・スアレス
バルサで7年間を過ごしてきたスアレスは、いまだにワールドクラスのストライカーだ。
だが、彼ももう33歳。まだ時折輝くこともあるが、最高レベルではプレーすることができなくなってきた。
リヴァプール時代にはアーセナル移籍が成立せず、その後バルサにきたスアレス。彼はスペインでこのクラブとともに歴史を作った。バルサ史上に残る得点数を記録し、クラブ史上最高の9番のひとりに。
だが、スピードも落ちてきたため、バルサは彼を移籍させ、よりいい選手を探す必要がある。
ウスマヌ・デンベレ
ネイマールの後釜としてドルトムントから引き抜いた彼には大きな期待が寄せられていた。
だが、この移籍は全くうまくいっていない。練習や試合に遅刻したデンベレは何もうまくいかず。
監督やチームメイト、ファンとの間に何度もトラブルがあったが、その態度は変わらないようだ。
バルサはまだ10代だった彼を獲得するために1.25億ユーロ(151億円)の支出を余儀なくされた。ネイマールの後釜を是が非でも手に入れる必要があり、唯一獲得可能だったデンベレを引き抜くために多額の支出を強いられたのだ。
だが、その金は無駄になってしまったように思えるので、バルサは新たな選手を補強するために彼を売る必要がある。
イヴァン・ラキティッチ
2014年にセビージャから加入して以降、バルサのために全てを提供してきたラキティッチ。
チャビがいなくなった中盤で“将軍”に君臨し、守から攻へのスイッチやチームの攻撃を作り出してきた。
また、レアル・マドリーとのエル・クラシコなどビッグマッチでの得点でも貢献。彼は最高のMFだが、スアレス同様に年齢の問題に直面している。
セルヒオ・ブスケツ
彼はバルサのレジェンドだ。試合のことを学んでいる者なら誰でもブスケツが世代を代表するMFだということに同意するだろう。
チームメイトのような派手さはない。だが、適切なタイミングで適切なポジションにいることを好む。
技術的に卓越しており、タックラー、インターセプター、パサー、クリエイター、ミッドフィルダー、戦術的な将軍でもある。
ペップによって引き上げられた彼はキャリアをバルサに捧げてきた。だが、31歳と年をとってきたので、クラブは後任を探す必要がある。
ブスケツが抜ければその穴は大きいが、チームにはフレンキー・デヨングという将軍がいる。
ジェラール・ピケ
マンチェスター・ユナイテッドから復帰後、バルサの守備リーダーとして貢献してきたピケ。後方から起点になる存在としてペップにも重用された。
ボールを持ち運ぶこともできるモダンな選手だが、彼も年齢を重ねている(33歳)。
チームには25歳のクレマン・ラングレらがいるが、ピケがいなくなった時に彼らは初めて本気で取り組むだろう。