祝・F1開幕!現役トップドライバー5名が応援する「サッカークラブ」はここ

新型コロナウイルスで中止・延期が続いていた2020年のF1が、いよいよ今週開幕する。

モータースポーツの最高峰であるF1は、欧州のスポーツらしくドライバーにもサッカーファンが多い。

そこで、現役のトップドライバーたちがサポートしているクラブを紹介したい。

ルイス・ハミルトン→アーセナル

Lewis Hamilton
所属:メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
国籍:イングランド
年齢:35歳(1985年1月7日生まれ)

言わずと知れた最強チーム、メルセデスのエース。

現在ドライバーズチャンピオンを3年連続で獲得。通算では6度の王座に輝いており、今年、ミハエル・シューマッハに並ぶ最多の7度目の頂点を狙う。

そんな彼は、ロンドン近郊のスティーヴネッジ出身ということもあり、幼少の頃からアーセナルのファン。

自身も子供の頃サッカーをやっており、学校のチームでは後のイングランド代表アシュリー・ヤングとプレーしていたという。

「シルバー・アロー」の愛称で知られるメルセデス。しかし、今年のマシンは人種差別反対のメッセージを込め、黒を基調としたカラーリングを採用した。

セバスティアン・ベッテル→フランクフルト

Sebastian Vettel
所属:スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
国籍:ドイツ
年齢:32歳(1987年7月3日生まれ)

レッドブルに所属していた2010年から2013年にかけて、4年連続でワールドチャンピオンに輝いたドイツ人ドライバー。

2015年からフェラーリのエースドライバーを務めてきたが、昨年チームメイトのシャルル・ルクレールが台頭。今シーズン限りでチームを離れることが決まっている。

ベッテルが応援しているクラブは、生まれ故郷ヘッペンハイムにほど近いアイントラハト・フランクフルト。

フランクフルトといえば2年に一度開催される世界最大級のモーターショーが有名であり、ベッテルのサポートクラブにはピッタリと言えるかもしれない。

昨年はパワーユニット(※F1用のハイブリッドエンジン)の不正疑惑が世を賑わせたフェラーリ。今年の仕上がりは?

シャルル・ルクレール→モナコ

Charles Leclerc
所属:スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
国籍:フランス
年齢:22歳(1997年10月16日生まれ)

フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身で昨年フェラーリに加入したフランスの新星。

第13戦のベルギーGP、サポートレースで事故死した友人アントワーヌ・ユベールに捧げるグランプリ初優勝を遂げると、続くイタリアGPでも勝利をあげた。

フェラーリの次期エースドライバーであるルクレール。モンテカルロ出身だけにサポートクラブはやはりASモナコだ。

「16」は彼のカーナンバーだが、実は第3希望だったとか(※F1も現在はサッカーと同じく固定ナンバーを採用している。「16」はルクレールの誕生日の日付)。

第1希望は「7」、第2希望は「10」だったとのことで、この辺りにもサッカー好きが表れていそうだ。

マックス・フェルスタッペン→PSV

Max Verstappen
所属:アストンマーティン・レッドブル・レーシング
国籍:オランダ
年齢:22歳(1997年9月30日生まれ)

ホンダのエースドライバーとして、最年少でのチャンピオン獲得を狙う若き天才。

元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンを父に持ち、これまでも18歳227日の若さでグランプリを制するなど数々の記録を打ち立ててきた。

F1でオランダ人初勝利を達成した22歳の同国での人気は凄まじく、近年のF1では特にヨーロッパラウンドにおいて、フェルスタッペンの大応援団がスタンドの一角をオレンジ色で染めるのが風物詩となっている。

そんなフェルスタッペンの贔屓クラブはPSVアイントホーフェン。日本代表の堂安律が現在所属しているのも何となく縁を感じてしまう。

オランダでは今年、35年ぶりにF1が開催される予定だったが、残念ながら新型コロナの影響で中止となった。

会場のザントフォールトはアムステルダムからほど近い海沿いにあるサーキットだ。

フェルナンド・アロンソ→オビエド、レアル・マドリー

Fernando Alonso Díaz
所属:トヨタ・ガズー・レーシングWRT
国籍:スペイン
年齢:38歳(1981年7月29日生まれ)

最後は元F1チャンピオンのフェルナンド・アロンソ。

マクラーレン時代、ホンダのパワーユニットに苦言を呈したことで知られるが、ドライバーとしての実力は超一流だ。

前述の通りルノー時代の2005年、2006年にF1ドライバーズチャンピオンに輝いたほか、2018年に加入したトヨタ・ガズー・レーシングでル・マン24時間レースを連覇。

今年、8月に延期されたインディ500で「世界3大レース制覇」に挑戦する。

アロンソがサポートするクラブと言えば、地元のレアル・オビエド。また名誉会員となっているレアル・マドリーのファンであることも知られている。

親日家として有名なアロンソ。“Tomita”と名付けられた人気ゲーム『テイルズ・オブ・グレイセス』のフィギュア(※主人公のアスベル・ラント)は彼のSNSにたびたび登場する。

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今回紹介したアロンソ以外の4名(+メルセデスのバルテリ・ボッタス)がチャンピオンを争うであろう、2020年のF1。

事実上の開幕戦となるオーストリアGPは、7月3日からスタート。4日に予選、5日には決勝が行われる。

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