石破氏、早期解散に反対 新型コロナ問題踏まえ

自民党の石破茂元幹事長は2日、共同通信加盟社論説研究会で講演し、早期の衆院解散は望ましくないとの見解を示した。新型コロナウイルス感染が収束しない現状を踏まえ「解散するべきだとは思わない」と明言した。解散は憲法69条に基づき、内閣不信任決議案が可決された場合に限るべきだとする持論も披露し、政権内でくすぶる早期解散論をけん制した。

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