ファミリーパークのライチョウ4~5日にもふ化

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産んだ卵を抱える4歳の雌=1日、富山市ファミリーパーク(同パーク提供)

 富山市ファミリーパーク(同市古沢)は2日、人工繁殖に取り組むニホンライチョウの4歳の雌が抱える卵9個のうち、3個の卵の中でひなが育っていると発表した。順調なら今月4~5日にふ化するという。

 同パークによると、この雌は5月29日から3歳の雄と同居を始め、30と31の両日、雄が雌の上に乗って交尾しようとする姿が確認された。雌が応じる姿勢を見せなかったため、飼育員は交尾が成立しなかったと判断して同居を中断した。

 その後、雌は6月13日までに計9個の卵を産んで抱卵を始めた。ただライチョウは無精卵でも抱卵するとされており、飼育員は全て無精卵だとみていた。環境省の指針に基づき27日に卵を検査したところ、3個が受精卵だと分かった。

 同パークは今年、2羽による繁殖に初めて挑戦している。この個体とは別の1歳の雌は、これまでに5個の卵を産んでいる。

 同パークはそれぞれの雌からひなが生まれることを期待しており、小峠拓也動物課長代理は「2羽の雌からひなが生まれれば、それぞれの育て方の違いを比較できる」と話した。