長崎県の新上五島町若松郷で石材会社を営む、貝洲譲二さん(62)が疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」の石像(高さ約30センチ、幅約20センチ)を同町に贈った。役場本庁の正面玄関に設置している。
新型コロナウイルスが町内で流行しないようにと願いを込め、6月中旬に寄贈。石像は貝洲さんがデザインし、提携している国外の工場で御影石を彫ったもの。アマビエの伝説を記した石板(縦約20センチ、横約25センチ)も近くに置いた。
手を触れることができ、貝洲さんは「病気で悩む人たちの、心の支えにもなれば」と話した。
アマビエ石像で「疫病退散」 役場本庁に設置 新上五島
- Published
- 2020/07/02 23:45 (JST)
- Updated
- 2020/07/03 15:06 (JST)
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