低気圧や前線の影響により、西日本と東日本では太平洋側を中心に4日（土）にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がある。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意し、竜巻などの激しい突風や落雷にも併せて注意が必要となる。
梅雨前線が華中から東シナ海を通って日本の南にのびている。
梅雨前線はあす4日にかけて西日本から東日本に停滞して活動が活発となり、梅雨前線上の低気圧が西日本から東日本を通過していく見込みだ。
また、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、西日本では大気の状態が非常に不安定となる所がある見込み。
梅雨前線は東シナ海を北上しており、九州南部を中心に雷を伴った激しい雨の降っている所がある。
西日本では4日昼過ぎにかけて、東日本では3日（金）夜のはじめ頃から4日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みだ。
特に西日本では3日昼過ぎから4日昼前にかけて、東海では4日明け方から昼前にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要となる。 特に6月30日（火）から7月1日（水）にかけての大雨により雨量が多くなった九州北部や九州南部、東海や関東甲信では、土砂災害の危険度が高まるおそれがある。
また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてほしい。
