【MLB】大谷翔平は「断トツでエキサイティング」 中日入り噂されたマ軍OBが絶賛

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

03年に中日入りを拒否したケビン・ミラー氏らがMLBネットワークで大谷を徹底討論した

エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)に再開するキャンプで投打の二刀流でスタートする。MLBネットワークの番組「インテンショナル・トーク」では「大谷は球界で最もエキサイティングな選手か?」とのテーマで徹底討論した。

司会者のクリス・ローズ氏とマーリンズなどで通算1284安打、170本塁打を記録したケビン・ミラー氏が討論を繰り広げた。エンゼルスのエプラーGMはキャンプから二刀流で調整させる方針を示したばかり。ローズ氏が「ショウヘイ・オオタニがマウンドに戻るということで、あなたの興奮度はどれほどのもでしょうか?」と問いかけると、ミラー氏は興奮した表情で切り出した。

「皆が彼を初めて見た時と同じくらいワクワクしますよね。あなたがクリーブランドで彼の試合を生で見て、体の大きさ、そして走塁の速さを実感しました。92マイル(約148キロ)のスプリットフィンガーや97~98マイル(約156~158キロ)の直球をオークランド戦で見せた時の圧倒的な姿。右中間へ3ランホームランを放つ姿。そういった時と同じようなワクワク感ですね」

「試合の流れを変える選手です。そして断トツで最もエキサイティングな選手です。なぜなら、やっていることをできる選手は、他に誰もいません。彼はマウンドに立てば97~98マイルを投げ、適度な打席数が与えられて健康でさえいれば25~30本塁打できます。彼は中軸を担う打者です。二盗も三盗もできます。そして、三振の山を築くこともできます」

2003年に一時は中日入りが噂された48歳は二刀流男の今季躍動に太鼓判を押した。司会者のローズ氏も続いた。

「2018年10月にトミー・ジョン手術を受けてから(試合で)マウンドに立っていません。私は待ち遠しいですよ。私は初日以降、彼に驚かされています。メジャー1年目のスプリングトレーニングで苦戦していましたが、それ以降は素晴らしいです。私はジャスティン・アップトンが数年前のキャンプで語っていたことを覚えています。『もし彼が毎試合に出場できる選手なら、球界でトップ5に入っているだろうね』と言っていたのです。そのくらい才能豊かな選手です」

新型コロナウイルスの影響で延期となっていた大リーグは7月23日か24日に開幕を迎える。60試合制の短いレギュラーシーズンで、大谷はどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。米メディアの期待も高まっている。(Full-Count編集部)

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