日本でインターネットを契約するには?方法・選び方・料金比較など

日本でインターネットを契約するには?

今や私達の暮らしになくてはならないインターネット。日本で利用するには、インターネット回線の契約が欠かせません。一方、手続きの煩雑さから、未だインターネットを契約していない方もいるのではないでしょうか?

今回は、日本でインターネットを契約する方法や事業者の選び方、契約時に気を付けたい注意点をご紹介します。

日本語での契約に不安がある方は、英語、中国語、韓国語など6ヶ国語でのサポートが受けられるGTN MOBILEの光回線(以下、GTN光)への申し込みがオススメです。

目次

日本のインターネット回線の種類

インターネット回線の種類は大きくわけて2つ、「有線タイプ(固定回線)」と「無線タイプ」があります。その特徴は以下の通りです。

有線タイプ

有線タイプには、光回線やADSL回線があります。

光回線は、現在主流のインターネット固定回線。回線速度が速く、大容量のデータ通信にも対応しています。

かつては、ADSLという旧来型のインターネット固定回線もありました。基本料金は安価ですが回線速度が遅いこともあり、ADLSの新規申し込み受付はすでに終了。2023年1月に完全終了予定です。

無線タイプ

無線タイプにはポケットWi-Fiがあります。これは、モバイルルーターを介してインターネットに接続するもので、室内外問わずインターネットに接続できます。

旅行などの短期滞在であれば、持ち運び可能なポケットWi-Fiが最適。ただ、日本にお住まいの方は、速度も早くて通信が安定している光回線の契約を検討してみましょう。

以下では、光回線の契約方法について詳しく解説します。

契約前に確認!(回線・プロバイダ/セット売りとは)

日本でインターネット回線を契約する場合、「回線事業者」と「プロバイダ」の2社と契約することになります。

回線事業者とは、インターネットに接続するための回線を提供する事業者のこと。日本ではNTT東西やKDDI、各地位のケーブルテレビが提供しています。

プロバイダは「インターネットサービスプロバイダ」の略で、「接続事業者」や「ISP」とも呼ばれます。回線事業者が提供した光ファイバーなどを、インターネットに接続するのが主な役目です。海外ではプロバイダに連絡すれば回線も同時に通してくれますが、日本では双方との個別契約が必要になるため注意しましょう。

なお、最近は回線とプロバイダを一度に契約できる「セットプラン」が登場しています。料金の支払いが1ヶ所で済むため、選び方がわからないときはセット売りの活用をオススメします。

契約の方法

光回線を契約する際は、各回線事業者の公式HPで新規契約の申し込みを行います。公式HPでは「集合住宅or一戸建て」「住所」「氏名」など、契約に必要な情報を日本語で入力します。

もし日本語での入力が難しいなら、下記を参考に、英語で申し込める事業者を探してみましょう。

工事が必要になることも。契約時の注意点

住んでいる場所によっては、回線を引くための工事が必要です。たとえば、アパートなどの賃貸物件。前の入居者が光回線の開通工事を行っていれば、ルーターの設定のみですぐ利用可能です。

逆に新築の一戸建てなどは工事が必須。工事費はプロバイダによるものの、アパート・マンションなら15,000円〜30,000円、一戸建てで20,000円〜40,000円が目安です。定期的に工事費が無料になるキャンペーンを行っているので、タイミングがよければお得に契約できます。

また、光回線の開通スケジュールもしっかりと確認しましょう。一般的には、申し込みから開通まで2週間〜1ヶ月程度の期間を要します。

とはいえ、インターネットに接続できないのは不便なので、開通までの期間をポケットWi-Fiでカバーするのも手です。

事業者別メリット・デメリット・料金を比較

ここでは、日本で契約できる光回線のセットプランをいくつかご紹介します。各回線の違いやメリット・デメリットにも触れますので、ぜひ参考にしてくださいね。

下の表にそれぞれの事業者のメリット・デメリット・料金をまとめました。料金はプランや契約年数によっても変動します。利用料以外に事務手数料や解約金が発生する場合もあります。

日本語での契約に不安がある方は、英語、中国語など6ヶ国語に対応しているGTN 光への申し込みがオススメです。

GTN 光

GTN光は、ソフトバンク光(後述)と同等の光回線を提供する事業者。英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語の6ヶ国語に対応しており、申し込みはHPから各言語で行うことができます。

契約から、開通工事の手配、解約するときの手続きまで、まるごとGTNの各言語スタッフが対応してくれるので安心。なにか問題があったときは、GTNに問い合わせれば対応してもらえますよ。

いまなら契約者にWi-Fiの親機をプレゼント中です。お問い合わせは以下から。

GTN光の問い合わせ・申し込みはこちら

NURO 光

"超高速インターネット"が代名詞のNURO光。日本国内でもっとも通信速度の速い光回線です。NURO光は「G-PON」と呼ばれる通信規格を採用しており、下り最大2Gbpsの速度を出すことが可能。

一般的な光回線の下り速度は最大1Gbpsなので、その2倍のスピードを誇ります。一方で、対応エリアが狭かったり、開通工事費が割高だったりするデメリットもあります。2020年6月現在の対応エリアは、次の通りです。

・関東エリア:東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城/栃木/群馬
・関西エリア:大阪/兵庫/京都/滋賀/奈良
・東海エリア:愛知/静岡/岐阜/三重
・九州エリア:福岡/佐賀
・北海道エリア:石狩市/恵庭市/江別市/小樽市/札幌市/千歳市
※2020年6月現在

上記以外のエリアでも、市区町村によっては契約できない場所もあります。詳しくはNURO 光のサービス提供エリアのページ(日本語)でご確認ください。

NURO光の詳細・申し込みはこちら

ソフトバンク 光/工事不要のSoftBank Air

ソフトバンク 光とは、日本の大手通信事業者である「ソフトバンクグループ」提供の光回線サービスです。プロバイダに「Yahoo!BB」、回線にはNTT東西の光ファイバーを使用します。こちらはセットプランであるため、回線とプロバイダを個別契約する必要がありません。

ソフトバンク 光では、携帯のソフトバンクユーザー限定で月額料金が安くなる「おうち割 光セット」を提供。インターネット回線と携帯キャリアをソフトバンクに揃えるだけで、月額最大1,100円の割引が受けられます。

デメリットとしては、「契約時にいろいろなオプションがついて値段が上がることがある(解約可能)」、「時間帯によっては通信速度が低下する」などが挙げられます。

ソフトバンクでは、回線工事不要でインターネットを利用できる「SoftBank Air」も人気。工事を待たずにすぐにインターネットを使いたい方にオススメです。

ソフトバンク光公式HP:https://www.softbank.jp/en/internet/(英語)

SoftBank Airの詳細・申し込みはこちら(日本語)

auひかり

auひかりは、大手通信事業者の「KDDI」が提供する光回線サービス。NTT東西の光ファイバー回線または自社の光ファイバー網を使用しており、その通信速度は最大1Gbpsです。

なお、対応エリアは限られますが、最大5Gbpsまたは10Gbpsで通信できる戸建てプランも用意しています。

auひかりでは、KDDIが提供する「au」のスマートフォンやタブレットとの同時契約がオススメ。なぜなら、携帯料金が毎月500円〜最大2,000円割引される「auスマートバリュー」が適用されるためです。さらに1世帯あたり10回線まで割引が適用されるので、家族が多いならお得になりますね。

auひかりの詳細・申し込みはこちら(日本語)

auひかり公式HP:https://www.au.com/english/internet/(英語)

ドコモ光

ドコモ光は、日本の大手携帯キャリアである「NTT docomo」提供の光回線サービスです。他の携帯キャリア系光回線にくらべて月額料金が安く、ユーザー数も多いのが特徴。

また、スマートフォンやタブレットとの同時契約により、携帯料金が永年1,000円割引される「ドコモ光セット割」も用意されています。これはドコモユーザーの家族に適用されるため、ドコモ光を契約するタイミングに合わせ、家族全員でdocomo に乗り換えるとお得です。

ドコモ光においては、「通信速度が遅い」という声がたびたび聞かれます。ただ、通信速度の低下は回線よりも、インターネットプロバイダの影響が大きいといわれます。

ドコモ光では24種類のプロバイダを自由に選べるため、通信速度に定評のある事業者さえ選べば、その点はカバーできるでしょう。

ドコモ光公式HP:https://www.nttdocomo.co.jp/english/hikari/(英語)

ビッグローブ光

インターネットプロバイダのひとつである「ビッグローブ」が提供する光回線です。月額料金や通信速度ともに平均的ですが、ほかのサービスにはない特徴がいくつかあります。

たとえば、高速データ通信技術のIPv6を利用できること。回線が混雑しやすい夜間においても、安定的かつ遅延の少ないデータ通信が可能となります。利用には光電話(月々500円)への加入が必要です。

そして、大手携帯キャリアであるauとの提携。家族にauユーザーがいれば、月々の携帯料金が安くなるauスマートバリューか、ビッグローブ光の月額料金が割引される「auセット割」のどちらかを選べます。またエリア不問で契約できるため、auひかりがエリア外だった際に選ばれることが多いです。

ビッグローブ光の詳細・申し込みはこちら(日本語)

フレッツ光

フレッツ光は、「NTT」が提供する光回線です。東日本に住んでいる場合はNTT東日本、西日本ならNTT西日本と契約することになります。こちらはセットプランではないため、別途プロバイダ契約が必要です。

ただ、同社は「プロバイダパック」というプランを用意しています。これを利用することで、個別にプロバイダ契約をする手間は省けます。Web申し込みでさまざまな特典が受けられますので、興味のある方は公式HPを覗いてみてください。

フレッツ光(NTT東)公式HP:https://flets.com/english/(英語)

フレッツ光(NTT西)公式HP:https://flets-w.com/english/(英語)

その他

事業者選びの最中に「光コラボレーション」という言葉を目に機会があるかもしれません。光コラボレーションとは、NTT東西が携帯キャリアなどに対し、光回線を卸売りするサービスモデルのことです。

たとえば、先述したソフトバンク光やauひかり、ドコモ光はNTT東西の光回線を使用していました。各社は「光コラボレーション事業者」という形で、ポイント還元などの独自サービスとともに、光回線をセット売りしているわけです。

手順を理解してインターネットを契約しよう!

日本でインターネットを契約するなら、回線事業者とプロバイダ双方の契約が必要です。海外とは契約方法や手順、サービス内容が異なるケースも多いので、しっかりと内容を把握しておきましょう。

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