ジェイドガーデン7月末閉館 コロナで建て替え断念 鹿児島市

©株式会社南日本新聞社

7月末で閉館する大型宴会場施設「ジェイドガーデンパレス」

 鹿児島市上荒田町の大型宴会施設「ジェイドガーデンパレス」が7月末で閉館することが2日、分かった。耐震化のため建て替えを計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが激減し、断念した。

 施設は5階建て。運営する甲南エンタープライズによると1972年、中華料理店併設のボウリング場として創業した。その後、結婚式場や会議室・宴会場として営業。近年は中華料理店と宴会場を合わせた利用者が年間約15万人に上り、売り上げは3億6~7千万円で推移していた。

 同窓会や各種会合の会場として広く利用されてきたが、コロナの影響が出始めた今年3月以降、歓送迎会や卒業謝恩会が相次いでキャンセルになった。

 パートを含む従業員約50人には再就職先紹介などをしている。建物は秋ごろから取り壊しを始めるが、跡地の利活用については未定。

 同社の吉留康貴社長(55)は「多方面への影響が少ないうちに閉館を決めた。8月以降予約を頂いていた方には申し訳ないが、順次連絡をしている」と話した。