愛犬と一緒にパトロール 大田原・経塚自治会が活動開始へ

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背中に「わんわんパトロール実施中」などのロゴが入った水色のベスト着て愛犬を連れる山岡会長(右)と、山本館長

 栃木県大田原市の経塚自治会は愛犬の散歩に合わせ防犯や子どもの見守りを行う自主防犯組織「わんわんパトロール隊」を結成し、11日に活動を始める。新型コロナウイルスの影響で敬老会などの各種活動が中止となる中、密集・密接を避けた新たな活動として取り組む。隊長の山岡修二(やまおかしゅうじ)自治会長(74)=紫塚1丁目=は「1人で気軽にできるので、肩肘を張らず長く続けたい」と話している。

 同自治会は、新型コロナ感染拡大に伴い、総会は書面決議とし、公民館活動として参加する花いっぱい運動、ソフトボール大会などは中止となった。9月の敬老会も開かず、本年度は行事がほぼなくなる状況という。

 同自治会四役に当たる山岡会長はじめ、副隊長の山本勝之(やまもとかつゆき)公民館長(64)、事務局の藤沼史生(ふじぬまふみお)総務部長兼会計(64)の3人とも犬を飼っており、「愛犬と散歩しながらの防犯パトロールは1人でもできる自治会活動」として着目。6月21日の役員会で実施を決めた。

 隊名は、わんわんパトロール「KYOZUKA WAN TEAM(経塚わんチーム)」とし、ロゴ入りのTシャツやベストを着用したり、トートバッグを持ったりして、活動する。隊員グッズは購入してもらうが、半額は自治会が負担する。予備費と役員手当の一部返上分を充当する。

 同自治会は約80世帯で、近所に紫塚小がある。隊員は既に8人が決まり、現在は同自治会で犬を飼っている世帯、活動趣旨に賛同する愛犬家も含め隊員を募集中。隊員と隊犬は登録制。

 毎月11日を「ワンワンの日」とし、合同パトロールを行う。日々の活動で不審者・不審車両を発見した場合は速やかに警察に通報する。

 PRのため、同自治会の小学生以下の計約20人にバッグを無料配布し、イメージキャラクターの犬の名前も募集する。山岡会長は「毎月11日には広範囲で活動したい。犬の散歩をしながらなら防犯活動や見守りしやすい」と話している。