不安?嫉妬?「彼氏を束縛してしまう」たった1つの理由と3つの対処法

「彼氏に対する束縛をやめたい」と考えているなら、なぜ自分が束縛をしてしまうのか、をまず知る必要があります。束縛してしまう理由がわかったら、対処法はおのずと見えてくるはずです。

今回は、「彼氏を束縛してしまう」女性向けに、束縛してしまう理由と対処法を解説していきます。

 

彼氏を束縛してしまうたったひとつの理由は、自信がないから

あなたが彼氏を束縛してしまうのはナゼでしょうか? 答えは簡単。自信がないからです。
あなたには自信がありません。自信がないから、彼の行動を逐一把握して、監視下においていないと不安なのです。彼氏がほかの女性と出会って恋に落ちてしまうかもしれない、浮気されるかもしれない、ふられるかもしれない、とあなたは思っています。

なんの根拠もないのにそう思ってしまうほど、あなたには自信がないのです。まずは、それを認めましょう。

 

彼氏を束縛してしまうときの対処法とは?


自信がないから束縛してしまう、とわかれば、対処法はただひとつ、「監視していなくても、ふたりの仲は壊れることがないという自信」をつける、これに尽きます。

ここでは、どうやって自信を身につければいいのか、について解説していきます。

 

彼氏を束縛してしまうときの対処法1 Fake it till you make it 自信があるふりをしよう


とはいっても、自信って一朝一夕に身につくものではありませんよね。最初は誰しも不安で、ふたりの仲に自信が持てないものです。
ゆるい絆しかない状態から初めて、徐々に信頼関係を築いていき、安心感のある関係を作り上げる、というのがスタンダードな道のりです。

関係性はゆっくりと築き上げていく必要がありますが、あなたが彼を過剰に束縛してしまうと、信頼関係を築き上げる前にふられてしまう可能性が出てきます。自立した人間は、過剰な束縛を嫌がります。

ですから、まずは、「自信があるふり」から始めましょう。英語の格言で、Fake it till you make itという言葉があります。「できるまでは、できるふりをしろ」という意味です。

「自信がないから彼を束縛してもいい。だって、不安だし」と自己正当化していたら、何も変わりません。束縛をやめたいなら、「束縛しなくても平気なふり、自信があるふり」をして強がってでも、現状を変えていく必要があるのです。
自信があるふりをしているうちに、いつのまにか束縛しなくても平穏な心でいられる自信がついていた、という場合もあります。

 

彼氏を束縛してしまうときの対処法2 自分に自信をつけるための行動をコツコツとやる

あなたが自分のことを、知的で容姿端麗かつ性格も素晴らしく、愛されてしかるべき人間だと思っているとしたら、彼氏を束縛したいとは思わないはずです。そんなに素晴らしい彼女なら、とても大切にしたいと思うだろうし、浮気をして関係を壊したいとも思わないでしょう。

あなたが彼を束縛してしまうのは、「自分みたいな人間は、浮気されるかもしれないし、愛されなくなるかもしれないし、ふられるかもしれない」という恐れがあるからです。
つまり、自分自身に対して、自信がなさすぎるのです。

「ふられるかも、浮気されるかも」とあなたが怯えていることがわかったら、彼はどう思うでしょうか? 自分の気持ちを信じてくれていないんだな、と悲しくなるかもしれません。または、「どうせ疑われているんだから、浮気しちゃおう」と思うかもしれません。
彼との仲を良好に保ちたいなら、自信のなさは百害あって一利なしです。

では、どうやって自信をつけていけばいいのかというと、方法は様々あります。

1つは、「夢中になることを見つける」ことです。
彼氏以外に夢中になれることを見つけることで、彼に対する依存度が低くなり、自信につながります。

2つ目は、「上達が感じられるものを始める」ことです。
人間は、「上達している」「昨日より今日の方がよくなっている」ことに対して幸せだと感じる生き物です。語学の勉強やスポーツ、創作活動など、何か新しいことを始めてみましょう。「あ、この前よりうまくなっている」というちょっとした実感が、自信につながります。

3つ目は、新しいコミュニティに参加する、という方法です。
「彼氏にふられたら、私には何もなくなる」と感じてしまうと、自信が失われます。逆に、所属するコミュニティがたくさんある場合、彼氏がいなくなった場合の不安感は減ります。
そうすると自然に、「彼氏がいなくなっても、私には、大切な人や場所がたくさんある」と感じられ、自信につながり、彼氏を束縛したいという気持ちは薄らいでいきます。

 

彼氏を束縛してしまうときの対処法3 愛情表現とは何か、について考える

自信のなさから彼氏への愛情表現が過剰になり、それが束縛につながっている、というケースもあります。束縛=愛情表現のひとつ、だと思い込んでしまっている場合もあるのです。
ですが、束縛は相手の自由を奪う行為ですから、愛情表現とは言えません。

愛情表現をしたいなら、束縛以外の方法でしましょう。メールをしたり、電話をしたり、相手のスケジュールを把握する以外の愛情表現を、あなたはしているでしょうか? 「相手のための愛情表現とは何か」を考え、実行しましょう。

 

束縛は恋愛を短命に終わらせる


束縛を伴う恋愛は、遅かれや早かれ、どちらかが必ず窮屈だと感じ始めることになります。そのため、恋愛が短命に終わりがちです。

ふたりの関係を長続きさせたいなら、なぜ自分が束縛してしまうのかを考え、自分の気持ちとしっかり向き合う必要があるでしょう。

この記事を書いた人:

今来今

編集者を経て複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。

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