単身渡米で自分と向き合う日々を送る小出恵介

イメージ

俳優の小出恵介が、2年ぶりに芸能活動を再開させる作品として注目されていた、米主演ミュージカル「えんとつ町のプペル」が新型コロナウイルスの影響で延期されることになった。

小出は、2017年に未成年の女性に飲酒させたなどとして書類送検(不起訴)され、芸能活動を無期限で停止していたが18年6月に前事務所との契約を終了。その後、単身渡米し活動を再開していた。

同作は、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣の同名絵本が原作。全編英語で、小出はオーディションで主人公のゴミ人間・プペル役に選ばれた。

一部スポーツ紙によると、感染拡大が続く米国では、ブロードウェイ・ミュージカルの年内上演を見送ることが発表となり、閉鎖中の劇場街は引き続き来年1月3日まで継続して閉鎖され、全ての舞台を休演することが決定。

これに伴い、オフ・ブロードウェイで9月14日から上演予定だった同作も、来年以降に延期となったというが、小出は、延期を前向きに受け止めているというのだ。

「2018年10月に就労ビザを取得し渡米後、NYのアパートで独り暮らしを始め、そこから一度も帰国していない。まさに裸一貫の状態で自分と向き合う日々を送りながら再起を誓っているようだ」(テレビ局関係者)

05年公開の映画「パッチギ!」に出演し注目を集めると順調にステップアップ。演技のみならず、慶應義塾大学文学部人文社会学科美学美術史学専攻卒業の高学歴も話題になった。

しかし、不祥事によって、主演ドラマの放送中止など、大損害が生じたのだが…。

「前所属事務所の“温情采配”で、賠償金の支払いがそこまでの金額ではなかった。おかげで、渡米して再起するぐらいの蓄えは残っていたようだ」(芸能記者)

俳優として成長した姿を見せ、いろんな人に“恩返し”したいところだろう。

© 株式会社ジェイプレス社