距離と運賃のバランスがおかしい? 道民が「理解できない」と嘆く飛行機の価格問題とは

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日本最大の面積を持つ都道府県、北海道。

その広大すぎる面積がネット上でネタにされることもしばしばだが、今回は道内のの「移動料金」がツイッターで話題になっている。

同じ北海道なのに...(画像は鳥辺茜さん提供、Googleマップを一部加工)

話題となっているのはツイッターユーザーの鳥辺茜さん(@kirakira2nd)の投稿。2020年7月1日に投稿した画像では、東京から北海道の稚内までが1万2790円、利尻島から札幌までが1万3800円と書かれている。鳥辺さんは、

「私が1番理解できないこと」

とコメントしているが、いったい何を表した図なのか―――。

Jタウンネットが3日、鳥辺さんに確認したところ、これは鳥辺さんがそれぞれを飛行機で移動した時にかかった料金。東京~稚内間(約1100キロ)より、道内移動である利尻島~札幌間(約240キロ)の方が1010円高くなるという、驚きの結果となっている。

羽田~稚内は7000円台も

鳥辺さんは北海道出身、東京在住の大学生。帰省する際に稚内、礼文島、利尻島に寄ってから札幌に向かったという。

その際に利用したのが羽田空港~稚内空港と、利尻空港~丘珠空港(札幌市)間の飛行機。羽田~稚内はANA便で45日前までの割引「ANA SUPER VALUE 45」を、利尻~丘珠はJAL グループのHAC便(北海道エアシステム)を利用した。

「東京から稚内までの便は、SUPER VALUEで運賃が安くなりやすく、過去に10000円切りの運賃をANA公式サイト・旅割Xで見かけたことがあります。しかし、利尻~丘珠便は離島便でもあることから割引率が良くなく、運賃が相対的に割高になりがちです」

鳥辺さんは今回利用した飛行機の料金についてこのように話す。

実際にANA、JALの公式サイトで検索してみたところ、羽田~稚内は75日前までの割引「SUPER VALUE 75』で7790円の日もあった。それに対して利尻~丘珠の最安値は調べられる限りだと1万3800円だった。

鳥辺さんの場合は当日空席があれば乗ることができる割引運賃「スカイメイト」(対象・満12歳以上26歳未満)も利用可能だったというが、今回は利用しなかった。

投稿では「理解できない」としつつも、「離島なので割引も効きづらいのは仕方なく、納得はしている」と鳥辺さん。今回の投稿が話題になったことについては、

「少しでも宗谷地方に行きやすいと思ってくだされば嬉しいです。宗谷地方はロシアに近い最果ての地だと思われがちですが、東京から稚内まで直行便が飛び、運賃も割引時は結構安いです。
利尻も交通費が高い高いとは言いますが、稚内からハートランドフェリーが出ており、運賃もそこまで高くはありません。コロナウイルスの影響で旅に出づらい時期ではございますが、しっかり自衛して、ソーシャルディスタンスを心がけて遊びに来て下さればと思います」

とコメントしている。