校内に手作り「天の川」 能美・寺井小 読み聞かせボランティア制作

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 能美市寺井小で月1回、児童に絵本の読み聞かせをボランティアで続けている地元住民が3日までに、同校に手作りした天の川を飾り付けた。新型コロナウイルスの感染拡大で新学期から活動が中止されており、代わりに図書室前を華やかにすることで本に親しんでほしいとの願いを込めた。住民らはコロナの収束と読み聞かせを待つ児童らとの再開を心待ちにしている。

 制作したのは寺井小読み聞かせボランティアのメンバー。不織布で幅約30センチ、長さ約600センチの天の川2本を作り、直径10~20センチのくす玉約20個をつり下げた。ぼんぼり形の吹き流しも約30個作り、計3カ所の玄関にぶら下げた。

 メンバーで元教員の宮田孝子さん(71)=同市寺井町=によると、5月から約30人が学校を訪れ、クラスごとに読み聞かせを行う予定だった。しかしコロナによる臨時休校や、感染防止対策で実施できなくなったため、天の川を作って児童を喜ばせようと思い立ったという。

 3日には宮田さんら3人が学校を訪れ、児童とともに天の川を見上げ「コロナが収束しますように」「元気に学校に通えますように」などの願いを込めた。

 坂下和之校長は「華やかになって児童も喜んでいるようだ。早くコロナが落ち着き、読み聞かせが再開できるよう祈りたい」と話した。