沢村一樹とミルクボーイがタッグ!「これって私だけ?」と思っている疑問を大調査

7月7日からテレビ朝日系では、沢村一樹とミルクボーイ(駒場孝、内海崇)がタッグを組む新番組「これって私だけ?」(火曜午後8:00=ABCテレビ制作)がスタート。レギュラー出演者に、ずん・飯尾和樹、YOU(姫役。声のみ出演)、尾崎由香(猫のミーちゃん役。声のみ出演)を迎え、初回は午後7:00から3時間スペシャルでおくる。

同番組は、「これまで調べてこなかったような、ささいな個人の思い込み」を全力で探し出し、本人がひそかに「これって私だけ?」と思っている疑問や、「個人的に見てみたいもの」を大調査する新機軸の調査バラエティー。番組の初回収録後に、出演者が見どころなどを語った。

新型コロナウイルスの影響により、当初4月スタートの予定が7月からのスタートとなり「3カ月間どのような思いで過ごしていたか?」という質問に、沢村は「家の不用品を大整理して思い切って捨てました(笑)。特番は(2月に)一度やっていたんですが、レギュラー化が決まって1度も放送がないまま、スタートが遅れちゃったので、やっぱり落ち着かないですよね。スタートがずっと気にはなってたんですけど、それを忘れるためにも家の大整理をして、おかげで家がすっかり奇麗になりました(笑)」と話した。

ミルクボーイは「4月から始まると聞いてたのに全然収録がなくて、ちょうどその頃、(他番組の企画で)いろいろドッキリを仕掛けられることが多かったんで、これもドッキリなんかなと思ってました(笑)。よう考えたら、僕らがいきなりゴールデンのレギュラーをいただけるのが、おかしいなと思ったんですよ。でも沢村さんもいらっしゃるし、ドッキリにしては大がかりすぎるなって2人で話してて…。ドッキリじゃなくてよかったです(笑)」とホッとした様子。

飯尾が「パイロット版からレギュラーになる時に、ゴールデン仕様のメンバーに変わるっていうのは“番組あるある”で、僕はその抽選にもれたのかなと思ってました(笑)」と不安だったと明かすと、YOUも「こんな時期なので、あんまりどうなってるのか聞くのも悪いし。制作スタッフの人たちも何かゴニョゴニョしてたんで…あ、これはもうないなと思って諦めてたんですけど、あってよかったです(笑)」と喜んだ。

番組収録を終えての感想・手応えについて、沢村は「取材VTRの中に本当にいろんなライフスタイルの人が出てくるんですけど、世の中にはこんなに面白い人がいるんだというのが衝撃で、今の『日本の文化』みたいなものも感じられると思います」と取材VTRに触れると、ミルクボーイは「ネットでミルクボーイって検索すると、『ロケが下手』っていうのが出てきて、いじられてるんです。その汚名を返上するためにも今回ロケに出て頑張ってるんですけど、この番組が放送されたら、『ロケが下手』っていうこのネタがまた盛り上がってしまうんやないかと心配で…(笑)。番組の初回と2回目で放送される僕らのVTRはコロナ自粛が始まる前にロケをしたものなんですが、その後、また僕らの新企画が始まりますので、ロケが再開したらどうなるのかをぜひ見ていただきたいです!」とロケへの意気込みを明かした。

飯尾は「取材VTRのボリュームや内容を見ていると、この番組のスタッフはホントに足腰が強いなと思いました。ここまで粘るのか!って驚くくらい粘ってロケをして、VTRをつくっているので、ミルクボーイも大変だと思います(笑)」と気遣った。

番組タイトルにちなんで、各自が「これって私だけ?」と思っているものや、この番組で取材してほしいものについて、沢村は「僕はミニカーを集めるのが好きで、たくさん家に飾ってるんですけど、当然、日々どんどん増えてくるじゃないですか。なので、同じミニカー好きの方々がどんなふうに飾ってるのかを見てみたいです(笑)。あ、こんな飾り方のアイデアがあるんだ!とかを発見できるといいですね」と要望。

YOUは「私は木のお風呂やおうちが本当に好きなので。例えば、8000万円のお宅ならこんな感じとか…、予算に応じて、どんなおうちがあって、どんなふうに住んでいらっしゃるのかを全部見てみたいです(笑)。風水のこととかも知りたいから、風水を頼りにして建てたおうちとかも見てみたいですね」と提案。

尾崎は「私は猫のミーちゃんの声を演じているので、例えばミーちゃんのように豪邸に住んでいる猫って、どういう暮らしをしているのかを見てみたいです! ほかにも動物系のネタをやってみたいですね」と期待を寄せた。

また、ミルクボーイとの共演について、沢村が「内海くんが結婚したので、収録前に結婚祝いとしてハンディークリーナーをあげたんですよ。でももしかしたらもう持ってるかなと思って『持ってたら誰かにあげてね』って言ったんです。その時『いやいや、こんなんなんぼあっても!』っていうミルクボーイのネタを言ってくれるかと思って楽しみにしてたら、普通に『ありがとうございます!』って言われて(笑)……ちょっとがっかりでした」と不満顔。

それを受けた内海は「(沢村に反論するように)いやいや、沢村さんから急に結婚祝いをいただいて、そんなネタで返す余裕ないですよ(笑)。もし駒場にいただいてたら、『こんなんなんぼあっても』って言えてたかもしれないですけど…」と弁解し、逆に沢村との共演を「僕ら大阪でずっと漫才やってて、俳優さんとご一緒させていただく機会なんて全くなかったんですけど、こうやって気さくにお話をさせていただいて本当に有り難いなと。ただ、僕らのことをWたかしって呼ぶのは、沢村さんだけなので…(笑)。いつまで続けるつもりなのかと(笑)」と沢村のちゃめっけが分かるエピソードを披露した。

最後に、沢村は「一応僕がMCで、ここにいるレギュラーのみんなとお送りしている番組なんですけど、本当の主役は、たぶんこの番組に出てくださっている素人の方々なんです。自分と違う人の考え方とか暮らしぶりとか、いろんなものをこの番組で見ていただいて、『あー、自分のやり方は変じゃないんだ』とか、『やっぱり俺って変わり者だな』とか…、何か面白いことが生まれたり、皆さんが一つ前に進むきっかけになれればと思ってお届けしていきます。視聴者の皆さんも、出演してくださる方たちと同じ目線で楽しんでいただければと思っています」とメッセージを送った。

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