長崎大と県立大に爆破予告 県警捜査

 長崎大と県立大は3日、大学の建物などを「7日午後5時に爆破する」と予告するメールが、1日夕に届いたと発表した。長崎大は7日、県立大は6日と7日を原則立ち入り禁止とする。県警は威力業務妨害容疑で捜査している。
 両大学によると、1日午後6時ごろ、いずれも大学ホームページの問い合わせフォームに届いた。「主要建造物12カ所を7日午後5時に爆破する。その後、キャンパス最寄り駅付近で大学が保有するシランガスボンベ5本を一斉開放する」と記していた。両大学ともシランガスは保有していない。県立大によると、差出人は東京都の14歳の中学生を名乗っていたという。不審物は見つかっていない。
 長崎大と県立大は警察と連携し、各キャンパス周辺の警戒や巡回を強化。両大学ともすべての学生と教職員にメールで注意を呼び掛けた。

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