海中探査ロボ、まるでミニ潜水艦/八戸市水産科学館マリエントに実寸大模型寄贈、特別展示始まる

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寄贈された海中探査ロボットの模型に見入る園児たち=3日、八戸市

 まるでミニ潜水艦-。深海の測量技術を競う国際大会で2位に輝いた日本代表「チームクロシオ」の無人海中探査ロボットの実寸大模型が八戸市水産科学館マリエントに寄贈された。同館は4日から特別展示を行うことになり、3日に記念式典を開いた。

 海中探査ロボット「AUV-NEXT」の模型は全長5.6メートル、胴体幅1.8メートルの潜水艦のような形状。オレンジ色の機体には日本代表チーム員らによる「必勝」などのメッセージがびっしりと書き込まれている。昨年7~9月、八戸市制施行90周年記念事業の一環として同館で展示された経緯もあり、日本チームの一員である海洋研究開発機構(JAMSTEC)から寄贈を受けた。

 式典では小林眞八戸市長が「特別展を通じて多くの市民が海に関心を深めてもらえればうれしい」とあいさつ。同機構の板倉周一郎理事は、日本チームが水深4千メートルの海底地形図を作成する国際大会(2016~18年)に挑み、32チーム中2位となったことを説明した上で「この探査ロボットは日本チームの挑戦の記録。模型を見て、チャレンジする気持ちを持ってほしい」と語った。

 この後、近くのかもめ幼稚園、さめ保育園の園児たちが「すてきなプレゼントをありがとう」と、板倉理事らに花束を贈った。

 特別展示は4階展示ホールで30日まで。探査ロボットや同機構を紹介したパネルなども展示している。