保育所給食に針金状の異物 大村、体調不良なし

 大村市は3日、市立三城保育所(西三城町)で同日提供された給食の酢の物に、長さ2センチほどの針金状の異物が混入していたと発表した。体調不良などの報告はないという。
 市こども政策課によると、給食は保育所内で作られた物で、職員による検食で発覚。すでに0~4歳児が食べ始めており、発見後に酢の物を回収したが、ほかに異物の混入は見つからなかったという。異物はホチキスの針とみられ、混入原因を調査している。
 検食は本来、給食の提供前に実施しているが、この日は来客対応などのため遅くなっていたという。同課は「検食について意識の甘さがあった。改善を指導していく」としている。

© 株式会社長崎新聞社