初心者でも技をマスターする方法“けん玉のコツ”を達人が伝授!

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どこでも楽しめ老若男女を問わず人気の「けん玉」。おうち時間が増えている中、けん玉の“技”に挑戦してみるのはいかがだろうか?

けん玉の競技人口は今や国内推計200万人、世界では300万人(*一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク推計)と広がり、まさにワールドワイドな人気となっている。技が決まった瞬間にアドレナリンが出て「ストレス発散」になると言う人も多いらしい。

しかし、けん玉を手には入れてみたものの何から始めたら良いのか分からない人、始めてはみたけれどつまづいてしまった人のために、紅白歌合戦のけん玉ギネス記録チャレンジや、世界最大のけん玉イベント「けん玉ワールドカップ®」の開催など、昨今のけん玉ブームを牽引してきた「一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(以降GLOKEN)」の代表・窪田保さんに「初心者でもけん玉の技をマスターする方法」を伝授してもらった。

動画に沿って試してみるだけで、けん玉の技をマスターする方法をお試しあれ!

「とめけん」も気持ち良くキマる!楽しいメソッドとは?

GLOKEN代表・窪田保さん

―― けん玉が難しいと思っている人は多いと思いますが、どうすればできるようになるんでしょうか?

以下、窪田さん:けん玉にあまり馴染みがない人、少し触ったことがある人もけん先に玉を挿す「とめけん」という技は知っているのではないでしょうか。

今回はこの「とめけん」をマスターすることをゴールとして、様々な技を通してけん玉の上達方法を伝授したいと思います。

まず「けん玉ができない、難しい」と思う大きな理由として「できる技を知らない」ということがあります。多くの人がけん玉に触れてまずこの3つの技にチャレンジしようとします。

・「大皿」(玉を大皿に乗せる)
・「とめけん」(けん先に玉を挿す)
・「もしかめ」(大皿と中皿に交互に玉を乗せる)

この3つは基本的な技なのですが、実は最初にチャレンジするには難しい。しかし、この前段階にある「簡単にできる技」を、順を追ってクリアしていけば自然とマスターできるようになります。

最初に、けん玉は持ち方が重要ですので。基本の持ち方を覚えて下さい。部位の名前がわからないときは下の図を見てください。

「けん持ち」

けん先を上に向け、大皿を自分に向けて親指と人差し指でつまむように持ちます。この時、皿胴が指にかかるように持ってください。残りの3本の指はやさしくけんに添えます。けんの下の方を持つと不安定になるので、ぎりぎり上を持ちましょう。

「もしかめ持ち」

今度はけん先を下に向け、大皿を自分に向けて持ちます。親指と人差し指でつまむように持ちます。この時、皿胴の根を持つようにしてください。残りの3本の指を小皿に添えます。こうすることでがっちりと安定した持ち方になります。

基本の持ち方を覚えたら、いよいよ技に挑戦!

STEP1「手乗せ大皿」

手乗せ大皿をして歩いてみる、「ケンケンパ」などやってみるとバランス感覚もつかめます。簡単な技から、ほんの少しだけ上のハードルをクリアしていくのが上達のコツです。

STEP2「手のせ大皿ホップ」

「手のせ大皿ホップ」で玉をお皿でキャッチする感覚を掴むことができます。これができると「もしかめ」にもスムーズに移行することができます。

STEP3「大皿」

ここでようやく「大皿」に挑戦です。今までの「手乗せ大皿」「手乗せ大皿ホップ」で掴んだ感覚を忘れずにやってみましょう。

「大皿」をマスターしたら、いよいよ難しいと思われがちな「とめけん」に挑戦していきます。でも「とめけん」も簡単なとめけんがあります。まずは「まわしとめけん」にチャレンジしてみましょう。

STEP4「まわしとめけん」

一回一回丁寧に諦めずにチャレンジすればきっとできるはずです。慣れたら玉を回転させないで「とめけん」に挑戦してみてください。

これで、基本の技「大皿」「もしかめ」「とめけん」をマスターできたら、ぜひ新しい技にも挑戦してみてください。「できた!嬉しい!」という感覚を繰り返してけん玉を好きになれば、必然的に難しい技もできるようになっていきます。

脳の活性化と集中、けん玉の効果

――けん玉は楽しいだけではない、効果もあるとか?

スポーツ心理学者の児玉光男さんによると、けん玉をやっている脳の状態には2つあるそうです。ひとつは「活性化モード」、出来ないことを一生懸命やろうとする事で、脳の血流量が増え活性化されます。要は初めてチャレンジする技や、ちょっと難しい技にチャレンジしている時に脳がこのような状態になります。これは認知症の予防にも繋がるそうです。

もうひとつは「集中モード」で、身体が覚えている事をするときは、脳がリラックスして集中できる状態、いわゆる「ゾーン状態」になります。羽生結弦選手は、本番のリンクに立つ前に「もしかめ」をしてから、試合に臨むそうです。野球選手や、柔道選手などスポーツ選手がけん玉をトレーニングに取り入れている事例もあります。

またけん玉には体幹が重要で、体の軸がしっかりしていないとけん玉のコントロールがうまくできません。昨日はできた技が今日はできない時は、どこかしら体がいつもと違う。どこかに力が入っているかも知れない。体をチェックするにも良いかも知れません。

夢中になってやっていると無意識にスクワットをしている状態になります。速めのウォーキングをしているのと同じくらいの消費カロリーがあるそうです。運動不足解消にもいいですね。

けん玉は「できない」を「できた!」にするために、段階的に少しずつステップアップ していくスポーツです。更なる挑戦をしたい方には「けん玉検定®」もありますのでぜひチャレンジしてみてください。

畳一畳分のスペースがあればできてしまう遊びですし、最も初期投資の少ないスポーツとも言えます。けん玉でストレス解消!運動不足解消!そして脳を活性化させてください!

【一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)】
けん玉を通じて人々の日常に「楽しい!」があふれた社会づくりを理念に、 2012年の設立。けん玉ワールドカップ®の開催や、けん玉検定®の企画運営、けん玉先生®という指導者資格の発行等に代表される諸活動を通して、世界中の人々がけん玉を楽しむための環境づくりに取り組んでいる。けん玉の楽しみ方をレクチャーする「けん玉あそび研究所+」も開設。
https://www.gloken.net/