マーチは10年選手、でも欧州では3年前にモデルチェンジ済!?
日産 マーチは1982年にデビューした老舗コンパクトカーブランド。歴代モデル共にロングライフのモデルばかりでしたが、現行型の4代目は2010年の登場と、やはり10年選手となっています。
しかし2017年、欧州向けのマーチ(欧州名「マイクラ」)だけはこっそり(?)フルモデルチェンジをしていたって、ご存知でしたか!? それが写真のモデルです。欧州テイストたっぷりで、凄くカッコいいと思いませんか!?
現行マーチより長くて低くてワイド、そりゃカッコもよくなるわな
第5世代となる欧州向けマイクラのボディサイズは、全長3999mm×全幅1743mm×全高1455mm、ホイールベース2525mm。日本仕様のマーチ(4世代目)のサイズは全長3825mm×全幅1665mm×全高1515mm、ホイールベース2450mmなので、見た目の印象通り長くてワイドで低くなった感じ。日本仕様はまあるくてかわいい・・・。
最新モデルに搭載されるエンジンは3気筒1リッターターボエンジン(5速MT/CVT・100ps版と6速MT・117ps版あり)。ルノー・日産・三菱アライアンスがダイムラーと共同で開発したエンジンです。ルノー トゥインゴやスマート フォーフォーが搭載するエンジンで、日本のデイズシリーズに積まれるものも遠縁のようです。
インテリアの雰囲気もなかなかなテイスト
こちらがインテリア。デザインの格好良さもさることながら、写真で見る限り質感も高そう。このあたり、マーチどころかノートの上を行くのでは。欧州ではMT中心のラインナップでしたが、近年になりCVTモデルも追加されているようです。
どうして売らないのか不思議過ぎる!
どうして日本で売らないのか不思議過ぎる欧州仕様のマーチ、日産 マイクラ。日本の自動車メーカーのはずなのに、日本のことなど忘れてしまったのでしょうか・・・。
そんな日本における日産コンパクトカーの勢力図は、すっかりノート一強状態。しかも近頃はほとんどが200万円クラスのe-POWERモデルばかりが売れている状態だそう。もう少し安いガソリンモデルとして、若者向けにこの5世代目マイクラを国内でも生産してみたら、それなりに需要があると思いませんか!?
日産さん、ぜひご一考を!
[筆者:MOTA編集部]