梅雨前線活発な状態続く 5日にかけ西~北日本で大雨のおそれ 土砂災害など厳重警戒

 西日本や東日本では3日(金)からの大雨により氾濫している河川や土砂災害の危険度が非常に高くなっている所がある。5日(日)にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、引き続き、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒が必要だ。また、梅雨前線は8日(水)頃にかけても西日本から東日本に停滞するため、大雨が続くおそれがある。

 梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が本州付近を東北東に進んでいる。4日(土)午後5時現在、近畿から東北で雨が降っていて、東海や北陸に活発な雨雲がかかっている。
 前線は引き続き停滞し、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動の活発な状態が続く見込み。

 西日本や東日本では、氾濫している河川や土砂災害の危険度が非常に高くなっている所がある。西日本から北日本では5日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みで、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒が必要だ。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

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