村川絵梨“完脱ぎ”映画『花芯』~伝説ドラマROOKIESヒロインの仰天M字開脚!

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作品目『花芯』
クロックワークス 2016年 DVD発売中
監督/安藤尋
出演/村川絵梨、林遣都、安藤政信、毬谷友子、藤本泉ほか

イケメンぞろいの伝説ドラマ『ROOKIES』(TBS系)で野球部マネジャー役を爽やかに演じていたのが村川絵梨。2005年のNHK朝ドラ『風のハルカ』のヒロインも務めた〝朝ドラ女優〟でもある。そんな彼女は、近年もテレビなどで活躍している。先ごろ、吉川晃司主演の5週連続特別ドラマ『探偵 由利麟太郎』(フジテレビ系)第3話にゲスト主演し、モデル殺人事件のカギを握る同業女性を演じていた。

ところで、元〝朝ドラ女優〟たちは、意外や意外、映画で濡れ場、完脱ぎを披露する例が少なくない。ここ20年を振り返っても、『私の青空』の田畑智子が『ふがいない僕は空を見た』(12年)でコスプレ全裸を、『まんてん』の宮地真緒が『失恋殺人』(10年)で完脱ぎを、『わかば』に主演した原田夏希が『極道の妻たちNeo』(13年)で刺青全裸濡れ場を、と枚挙にいとまがない。そして村川は、この瀬戸内寂聴原作小説の同名映画なのだ。

親の勧めるままに愛情のない相手と結婚してしまった園子(村川)は、夫(林遣都)の求めに時に応じたり、時に拒否したり、どこか醒めている。そんな彼女が夫の転勤で移り住んだ京都で、夫の上司・越智(安藤政信)と出会い、恋に落ちる。園子は戸惑いながらも肉体の悦びに目覚め、越智との関係に溺れてゆくが…。

「私の子宮が恥知らずなうめき声を上げている」

まず、夫婦の営みのシーンで、寝床に横たわる村川に後ろから林が迫る。村川の寝間着がハラリとはだけ、形良い美乳の片方がポロリ。林がそのおっぱいを揉みしだき、バックから突いてゆく。やがて村川の息遣いが荒くなり、「アアッ」と上り詰める。別のシーンでは、両乳房を開帳し〝M字開脚〟で夫を挟み込む。かと思えば、夫が「夫婦だろ」と求めても全く乗らず、両乳房はもとより全身を〝舌先攻撃〟されても全く無反応のマグロ状態。興が乗れば対面座位から女性上位へと移り、乳房をさらし、積極的に性を貪ることもあるというのに…。そのアンニュイ漂う雰囲気、醒めたまま、哀しげなままの表情が逆にソソられたりして。

ただし、夫の上司・安藤政信相手では一変する。箱根付近の旅館の一室、布団にあおむけになった村川の形よい乳房、好きな相手だけに、身体に電流でも走ったかのように乱れ、乳首は屹立し、M字開脚し、目はうるみ、口は半開きの忘我の境地。ヒロインの独白「私の子宮が恥知らずなうめき声を上げている」というのも実にイヤラしい表現である。〝子宮〟という言葉は劇中にも出て来るが、瀬戸内は文学界から〝子宮作家〟という誹りを受けた過去がある。そんなイワク付きのヒロインを、岩下志麻の若いころのような美貌と形良い美乳の持ち主・村川が演じたことに意義がある。

褒め言葉で言おう。朝ドラよりこちらのヒロインの方が似合うよ、と!

(映画評論家・秋本鉄次)