こんな映画にも出てます!『ゲーム・オブ・スローンズ』キャストの知られざる(!?)おススメ出演作4選

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米HBO製作による大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストは、本作の大ヒットにより映画界へも活躍の場を広げています。そこでシリーズのキャストの出演作で、意外と話題にならなかった映画4選を紹介してみたいと思います!

『戦場からのラブレター』

『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャラクターにおいて、一番人気とも言えるジョン・スノウ役で大ブレイクを果たしたキット・ハリントンは、2014年に公開された歴史大作アクション映画『ポンペイ』が話題となりましたが、同年に『戦場からのラブレター』という映画にも出演していました。

本作は、第一次世界大戦で看護師として活躍したヴェラ・ブリテンによる自伝の映画化となり、戦争によって引き裂かれた愛や友情をテーマに描くヒューマンドラマです。

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キットは、ヴェラの弟エドワードの友人ローランド役で出演し、ヴェラと恋に落ちるも彼は戦争の最前線へ送られ、ヴェラも看護師として戦場へ行くことを志願する…という展開に。

キットは、ジョン・スノウを彷彿とさせる真っすぐで誠実なキャラクターを好演し、ヴェラ役を演じるのはスウェーデン出身で、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2017年)などに出演しているアリシア・ヴィキャンデル。

エドワード役を、エルトン・ジョンの人生を描く音楽映画『ロケットマン』(2019年)に主演したタロン・エジャトンが演じていて、今となっては若手注目俳優が大挙として出演する貴重な映画となっています。

Testament of Youth (2014) - IMDb

『The Station Agent』

『ゲーム・オブ・スローンズ』でティリオン・ラニスターを演じたピーター・ディンクレイジは、エミー賞ドラマ部門助演男優賞に同じ役で3度も輝く快挙を成し遂げ、シリーズにおいて最も演技力を認められたキャストとして、作品のクオリティを一段とレベルアップさせる大きな役割を果たした俳優です。

本シリーズの成功で大きな注目を浴びたピーターは、マーベル映画『X-MEN』シリーズや『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』といった超大作映画にも出演していますが、今回紹介したいのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の放送開始前となる、2003年に公開されたインディ映画『The Station Agent』です。

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日本では未公開となる本作で、ピーターは鉄道模型に夢中になっている青年フィン役で主演。

フィンは親友ヘンリーが亡くなった後、ニュージャージー州にある列車廃棄所を受け継ぎ気ままに暮らしていましたが、やがてチャリティでホットドッグ屋を営むジョーと大切な人を失ったオリヴィアと関わるようになり、少しずつフィンの孤独な人生に変化が起こる様子が描かれます。

『ゲーム・オブ・スローンズ』でピーター演じるティリオンは、自分を産んで亡くなった母親の死を父親に責められ続け、常に孤独と疎外感を感じていたキャラクター。

そんなティリオンとは違い、温かな人々との触れ合いで孤独から脱していくフィンの物語には、静かな感動を覚えるのではないでしょうか。

The Station Agent (2003) - IMDb

『イフ・オンリー』

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『ゲーム・オブ・スローンズ』には数多くのヴィランが登場しましたが、なかでも特に際立っていたのが、鉄の玉座を手に入れるためには手段をいとわないサーセイ・バランシオンではないでしょうか。

演じるレナ・ヘディの映画出演作では、歴史アクション映画『300<スリーハンドレッド> 』の王妃ゴルゴ役が最も知られていますが、筆者が個人的におススメしたい映画が、1998年に公開された“もしも…”を描く恋愛映画『イフ・オンリー』です。

役者の卵ヴィクターは8カ月前に自分が犯した浮気を恋人シルヴィアに告白して破局し、彼女はデイヴという新しい恋人と結婚してしまいます。

ヨリを戻したがっていたヴィクターが失意のドン底にいた時、ひょんな出来事で過去に戻ってシルヴィアとやり直すチャンスを得るのですが、果たして彼はハッピーエンドを迎えることになるのか…!?という紆余曲折がシュールに描かれる作品。

“もしも…”を描いた恋愛映画では、グウィネス・パルトロウが主演した『スライディング・ドア』(1997年)の方が知名度が高いですが、自分の選択に翻弄されるシルヴィア役を演じるレナの等身大な魅力が炸裂する『イフ・オンリー』は、サーセイ&レナのファンならば押さえておいて損はない一本だと思います。

The Man with Rain in His Shoes (1998) - IMDb

『ドム・ヘミングウェイ』

ジョン・スノウ役のキット・ハリントンに並び、シリーズでブレイクアウト・スターになったのが、デナーリス・ターガエリエンを演じた美しきエミリア・クラークでしょう。

エミリアは、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年)ではサラ・コナー役を演じ、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でもヒロインを演じて映画界でも大活躍!

立て続けてに大作映画に出演したエミリアの出演作で、意外と知られていないおススメ映画が、2013年に公開された犯罪コメディ『ドム・ヘミングウェイ』です。

かつて凄腕の金庫破りとして活躍したドム・ヘミングウェイは、ボスの身代わりとして12年間もムショでお勤めを果たして出所。

その報酬としてボスから多額の現金を受け取ったドムはハメを外しすぎて現金を盗まれてしまい、身を寄せる場所がなくなった彼は疎遠になっていた娘に頼るしか術がなくなってしまう…というストーリー。

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本作でエミリアは、ドム役で主演するジュード・ロウの娘エヴリン役を演じています。

ジュードとエミリアの年齢差は14歳なため、少し歳が離れた恋人同士を余裕で演じれられる二人が親子に扮するという違和感は多少否めないものの、その設定が逆に面白いかもしれません。

エミリアの出番は多くありませんが、Fワード炸裂&軽快なテンポで進むストーリーと、これまでに悪役を演じてもその美学を維持し続けていたジュード・ロウが、良い意味でそのイメージをブチ壊した記念碑的な作品としても楽しめる映画です。

Dom Hemingway (2013) - IMDb