スイカ夜間競り始まる フェースシールド姿も 長崎・琴海戸根

約460個のスイカが並んだ夜間競り=長崎市琴海戸根町

 長崎市琴海戸根町の長崎西部青果市場で3日、スイカの夜間競りが始まった。一般客も参加でき、目当てのスイカを次々と競り落とした。
 市場代表の弥永薫さん(79)によると、今年は大玉が少なめだが、糖度が高く最高の出来。初日は地元琴海産の長浦スイカや西海市西彼町産など大小約460個がずらりと並んだ。
 今年は新型コロナウイルス感染予防のため、競り人の弥永さんもフェースシールド姿。買い手もマスクを着け、手や声で合図しながら5、6個の列ごとに購入していた。
 客へのプレゼントとして45個を買った、同市の造園業の男性(72)は「ここは安くて新鮮、そして楽しい」と話した。夜間競りは8月10日ごろまで、午後6時から開いている(日曜を除く)。問い合わせは同市場(電095.884.2569)。

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