長崎西海市はこのほど、避難所での「3密」防止へ向けた避難所開設訓練を実施、段ボール製のベッドの組み立て方などを確認した。
県が自治体向けに作成した避難所のチェックリストでは、1家族につき2メートルの間隔を提唱。市は避難所の密集防止のため、段ボール製のベッド100個と、仕切り130区画分を市内に備蓄している。
訓練には防災基地対策課の職員ら60人が参加。避難者の検温や、ベッドの組み立て方などを実演した。担当者は「(市民は)地域のハザードマップの確認と早めの避難をしてほしい」とした上で、「安全な親戚宅に身を寄せるなどの対策も検討を」と話した。
3密防止に向けた避難所開設を訓練 長崎県西海市
- Published
- 2020/07/05 10:18 (JST)
© 株式会社長崎新聞社