シアトル・マリナーズで15年間プレーした"キング"ことフェリックス・ヘルナンデスが今季の出場を辞退することが分かった。代理人を務める、ウィルフレッド・ポリダーが自身のTwitterで明かしている。ヘルナンデスは、オフにマリナーズからFAとなって、マイナー契約でアトランタ・ブレーブスへと移籍していた。
通算169勝、最優秀防御率2回、サイ・ヤング賞1回、完全試合1回とかつては球界を代表するエースだったヘルナンデスだが、ここ3年間は60試合の登板で15勝27敗、防御率5.42と大きく低迷。メジャー契約のオファーはどのチームからもなかった。
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ヘルナンデスは去年の9月の時点ではまだ引退を考えてはいなかったが、来年の4月には35歳の誕生日を迎える。近年は結果を出せておらず、また1年メジャーでのプレーがない状態で、再びメジャーの舞台を目指すことは非常に厳しい試練になりそうだ。
