「救助に全力挙げる」 熊本県南豪雨、武田防災相ら人吉市視察

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指定避難所の人吉スポーツパレスを訪問し、避難者に声をかける武田良太防災相(左)=5日、人吉市

 武田良太防災担当相は5日、球磨川の氾濫で多数の家屋浸水が発生した熊本県人吉市中心部を視察し、「大変な被害だと感じている。安否不明の方の救助に全力を挙げる」と述べた。

 武田氏は午前8時半すぎ、蒲島郁夫知事らと同市九日町の排水機場付近から球磨川を視察。国土交通省の職員から氾濫箇所や濁流が堤防を越えた状況などの説明を受けた。

 その後、約600人が身を寄せている指定避難所の人吉スポーツパレスを訪ね、一人一人に声を掛けた。自宅が浸水し、ボートで救助された同市下林町の50代女性からは「家に戻っても暮らせる住まいがない」と不安の声が上がった。

 終了後、武田氏は「被害状況を精査してプッシュ型支援に取り組む。避難者に寄り添った対応が必要だ」と語った。(小山智史)