【MLB】各球団主力の新型コロナ感染が判明 ヤ軍ルメイヒューに通算227発フリーマンも

ヤンキースのDJ・ルメイヒュー(左)とブレーブスのフレディ・フリーマン【写真:Getty Images】

大リーグ機構はキャンプ前に新型コロナ検査を実施、19球団31選手の感染を発表している

大リーグの一流選手たちの新型コロナウイルス感染が相次いでいる。ヤンキースのDJ・ルメイヒュー内野手とルイス・セッサ投手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、ブレーブスでは主砲フレディ・フリーマン内野手、救援左腕ウィル・スミスら4選手が感染した。4日(日本時間5日)に大リーグ公式サイトなど米複数メディアが伝えた。

ヤンキース2選手の感染はブーン監督がオンライン会見で明かしたもの。ロッキーズ時代の16年に首位打者に輝いたルメイヒューは無症状、セッサは症状が出たものの軽度だったという。現在、ルメイヒューはミシガン州、セッサはアリゾナ州とそれぞれの自宅で静養しているという。ブーン監督は「(新型コロナウイルス感染が)短い期間のものだと我々は願っている。ただ彼らは現在ここにはいない。次の数日間でどうなっていくか我々は状況を見守る」と話している。

ブレーブスで新型コロナウイルスに感染したのはフリーマン、スミス、トゥーキー・トゥーサン投手、マイナー選手のピート・コズマ内野手の4選手。AP通信によると、4度のオールスター戦に選出されているフリーマンは2度の検査で陽性反応を示したという。フリーマンの妻は発熱や頭痛などの症状が出たという。また、通算118本塁打を記録しているツインズのミゲル・サノ内野手ら4選手、6度の球宴選出を誇るロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手、パドレスのトミー・ファム外野手の感染が伝えられている。

大リーグ機構は3日(同4日)にキャンプ前に選手、球団スタッフに義務付けられていた新型コロナウイルスの検査結果を発表。計3185人が検査を受け、19球団で31選手、スタッフ7人の計38人の陽性反応が示したと発表した。感染率1.2%だったが、多くの主軸選手が新型コロナウイルスに感染している。(Full-Count編集部)

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