長期保有特典がある、「ギフト券」カテゴリの8月株主優待銘柄5選

コロナショックによる株価急落を受けて、証券口座を開設した人が増えているとニュースで報道されていますが、キャピタルゲイン(売買によって得られる利益)を狙うことは投資初心者にとって簡単なことではないと思います。株式を長期的に保有することを前提に、短期的な株価の動きを気にしなくていい株主優待銘柄から始めてみれば、チャレンジしやすいのではないでしょうか。今回は8月に権利確定がある銘柄のうち、株主優待カテゴリが「ギフト券」のものを5つ紹介します。


根強い人気の家計応援優待

【イオン(8267)】
国内有数の総合小売グループです。傘下には事業の中核を担っているイオンリテールや、スーパーのダイエー、コンビニのミニストップ、ドラッグストアのウェルシアHDなどがあります。

イオン系列のお店でよく買い物をする人にはとても重宝する優待です。フードコードのイオンイーハートや映画館のイオンシネマでも優待特典が受けられるのも嬉しいですね。家計の手助けとなる優待はとても人気があります。

ビックカメラ、ソフマップ、コジマで使える

【ビックカメラ(3048)】
ターミナル駅前で都市型家電量販店の「ビックカメラ」を展開。主要子会社には郊外型家電量販店の「コジマ」、パソコン・デジタル機器の販売が主力の「ソフマップ」があります。

2月と8月に権利確定があり、8月は1,000円相当の優待券がもらえます。こちらは対象店舗での店頭利用のほか、ビックカメラとソフマップのオンラインストアでも利用できます。来年の8月まで続けて保有すると、2月の優待取得に加え、長期保有特典の対象になりますのでお得度が増しますね。

権利最終日は8月18日!

【西松屋チェーン(7545)】
衣料品や育児・服飾雑貨、マタニティ用品などベビー・子供の生活関連用品を扱う「西松屋」を全国に展開しています。2020年2月時点で1,006店舗あります。

子どもがいる人にはもってこいの優待です。普段からよく利用している店舗に優待があれば、株式投資を始めるひとつのきっかけになりますね。10万円程度で買付けできる点も嬉しいポイントです。

人気ブランドの商品が20%オフで購入できる

【TSIホールディングス(3608)】
東京スタイルとサンエー・インターナショナルとの経営統合で発足した持株会社です。主力ブランドには「ナノ・ユニバース」、「ナチュラルビューティーベーシック」等があります。

優待クーポンは1冊につき7枚セットとなっています。「ナノ・ユニバース」をはじめとするたくさんの人気ブランドの商品が20%オフで購入できるのはとても嬉しいですね。株主優待は11月末頃送付されますので、特に値段が高くなりがちな冬物の購入に役立ちます。

優待を使ってオトクに出前が取れる

【出前館(2484)】
19,000店を超える飲食店等が加盟している、出前・デリバリーサービスに特化したポータルサイト「出前館」を運営しています。筆頭株主はLINE。

出前館の会員サイトに3,000円相応のTポイントが付与され、注文時にポイントを使うことができます。こちらはTカードを持っていなくても利用可能です。家で食事をする人が増えている今のご時世、出前で使える優待は嬉しいですね。

ギフト券カテゴリの優待はいかがでしたでしょうか? 紹介した銘柄は最低投資金額が5万円~30万円となっていますので、投資初心者の方でも検討しやすいかと思います。8月の優待銘柄は110銘柄ほどありますので、ぜひ他の銘柄も見てみてくださいね。


※上記は8月優待銘柄の中でQUICKリサーチネットの優待カテゴリが「ギフト券」の銘柄のうち、長期保有特典がある5銘柄です。
※優待内容は株主優待取得に必要な最低購入株数、および保有期間の場合のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。

© 株式会社マネーフォワード