宮崎県で120ミリの猛烈な雨 土砂災害や川の増水に厳重な警戒を

6日(月)午前7時30分現在の雨雲の様子

 気象庁は、きょう6日(月)午前7時20分過ぎ、宮崎県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。宮崎県串間市付近では、午前7時10分までの1時間に約120ミリの雨が降ったものとみられる。

 現在、九州付近には梅雨前線が停滞していて、暖かく湿った風が流れ込んでいるため、九州では活発な雨雲がかかっている。
 このため、宮崎県の大淀川で氾濫危険水位を超えるなど大雨の影響が出ている。今後も九州では大雨による土砂災害や川の増水、氾濫に警戒が必要となる。

記録的短時間大雨情報とは

 1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。

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