「マイラブ・マイベイカー」記者会見に本仮屋ユイカ、飯島寛騎、竹財輝之助、小宮有紗が登場!自炊エピソードも披露

らくだ氏のコミック「マイ ベイカー」を実写化した連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」の記者会見が7月3日に行われ、主演の本仮屋ユイカ、共演の飯島寛騎、竹財輝之助、小宮有紗が登壇した。

同作はパン店を舞台に、恋愛下手な「ベーカリーミミィ」の店長・小岩美々子(本仮屋)と新人アルバイト店員・北薫(飯島)の姿や、2人を取り巻く人々の恋模様を描いた“ムズキュン”ラブストーリー。ひかりTVで7月10日(金曜午後11:00)、dTVチャンネルで8月4日(火曜午後7:00)に配信がスタートするほか、メ~テレで7月13日(月曜深夜0:53)、テレビ神奈川で7月14日(火曜午後11:00)、関西テレビで7月16日(木曜深夜0:55。初回のみ深夜1:10)から放送開始される。

役作りで意識したことを聞かれると、本仮屋は「美々子はパンが大好きで、パン屋さんになる夢がかなった女の子です。私も芸能界に憧れて、そして夢がかなって今のお仕事をさせていただいているので、好きなことに対する情熱を持っているところは、この役と似ていると感じ、そこを一番大切に丁寧に演じました」と自身と役柄を重ね合わせて演じていたことを明かし、「パン屋さんの役ということで、パン作りも一生懸命練習しましたが、そのあたりは…見てほしいような、見てほしくないような(笑)。でもおいしいパンがたくさん並んでいるので、パンにも注目してください」とちゃめっけたっぷりにアピールした。

一方、飯島は「真面目だけど不器用なキャラクターで、仕事に対して真っすぐな北薫を演じるのは楽しい時間でした。ほんわかした空気感と恋愛模様に注目していただけたらと思います」と笑顔を見せた。

また、美々子と北の恋路を邪魔するベーカリープロデューサー・柏木広役を演じる竹財は、実在するベーカリープロデューサーの記事を読みあさったそうで「やっていることとか、考えていることがすごく勉強になったので、役作りに生かしつつ、現場で監督に付け足してもらって、すごく魅力的なキャラクターにしていただきました」と満足げに語り、「半裸になってパンの妖精も演じたので、そこも見てもらえたらなと思います(笑)」とほほ笑んだ。

原作には登場しない、読者モデル兼ライターで北の元彼女・立花彩乃役を演じる小宮は「ゼロからキャラクターを作らせていただきましたが、別のお仕事で髪の毛のサイドをピンクにしていたら、読者モデルの役で、刺激要素も必要だったので、ピンクのままで演じさせていただくことになりました」と裏話を披露し、「北薫の元カノ役なので、恋心や美々子さんへの嫉妬心なども大切に演じさせていただきました」と語った。

さらに、見どころをたずねられると、本仮屋は飯島と一緒にパンの生地をこねるシーンを挙げ、「監督が“官能的に見せたい”ということで、映画『ゴースト』超えを狙いました。私たちはこねることで精いっぱいでしたが、うまくいったと思います」と自信をのぞかせると、飯島も「うまくいったので見てほしい!」と言葉に力を込めた。

劇中でパンを作っていることにちなみ、ステイホーム期間中に自宅で自炊を行ったか質問されると、同期間中に開設したYouTubeでうどんを作ったという本仮屋は「(うどん粉は)400gって書いてあったんですけど、412g出ちゃって、まあいいかと思ってそのまま続けたら、その12gのせいでダメになってしまい、ベチョベチョになったり、カチカチになったり大変で、1回冷蔵庫で寝かせてまさかの2日目にこね直して、やっと食べることができました」と苦労を告白した。

積極的に自炊をしたという飯島は「ナポリタンを初めて作りましたが、意外とイケると思いました」と胸を張り、自身のナポリタンを自己採点するようお願いされると「100点と言えるかもしれません。本当に自信があるんです」と自画自賛。本仮屋が「食べてみたい!」と声を上げると、「じゃあ、作りますよ!」と約束した。

同じ質問に、普段から料理をするという竹財は「パンぽいものだとチョコチップスコーンを焼きました」と回答。竹財が女性陣から羨望(せんぼう)のまなざしを向けられる一方、飯島は「ナポリタンがかすんでる…」と苦笑。小宮は豚の角煮を作ったそうで「好きでよく作りますが、時間がある時でないと作れなくて、前の日の夜に1回煮て、次の日に味付けするんです。チャンスだと思って2回くらい作りました」と声を弾ませた。

さらに、自粛期間中にムズムズやキュンキュンしたエピソードを聞かれると、本仮屋は「宅配便のおじさまが手作りマスクをしていた時」と答え、「結婚指輪をされていたので、奥さまの手作りマスクをしてるのかなと思ったら、すごくキュンとしました」と目を細め、飯島は「普段、あまり散歩はしませんが、無性に外に出たい、ちょっと汗をかきたいと思うムズムズはありました」とコメント。竹財は「鼻毛が伸びてムズムズしていました」と冗談で返し、会場の笑いを誘いつつ、「ずっと子どもと一緒にいられたので、毎日キュンキュンしていました」とほっこりエピソードを語り、小宮は「ずっと無人島に移住するゲームをしていましたが、お気に入りの住民を集めていて、なかなか来ずモヤモヤしたり、来た瞬間は“キター”というキュンキュンがありました」と目を輝かせた。

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