ジョルジャ・スミス、アルバム収録曲「ローズ・ルージュ」のMV公開

ジョルジャ・スミスが、「ローズ・ルージュ」のミュージック・ビデオを公開した。

「ローズ・ルージュ」は、9月25日に発売されるデッカ・レコードとブルーノートがタッグを組んだアルバム『ブルーノート・リイマジンド』に収録される楽曲となる。

MVは、人種差別の撤廃を訴える「ブラック・ライヴズ・マター」のデモ運動の映像が使用され、英国とナイジェリアをルーツに持つプロデューサー、サモナ・オラニペクン により制作された。

ミュージックビデオについて、スミスは「世界中で今起こっている黒人差別に対して、私たちは声をあげなければなりません。このビデオは、自由のために道を切り開いてくれようとしているすべての人々に捧げるものです。ビデオを制作したサモナは、このムーブメントが持つパワーと団結力を表現してくれました。これを見た人にもそれが伝わることを願っています」とコメント。

また、オラニペクンは「今起きていること、そしてこれから起こるであろうことについて考えたとき、今このビデオを作っておくことが大切だと思いました。このムーブメントが持つ力やスピリットの裏で積み重ねられた数々の努力をハイライトしておく良い機会だと感じたからです。ジョルジャの「ローズ・ルージュ」は美しいトラックで、人々をインスパイアする力を持っていて、そのパワーと映像を結び付けようとするのは必然でした。そして我々が生まれるずっと前から自由のために戦ってきた人たちと現在を結び付けることも重要でした。この戦いは我々がいなくなった後も続くでしょうし、今の我々に出来るのはこのバトンをつなぐことなのです」と語っている。

『ブルーノート・リイマジンド』は、ブルーノートの歴史を代表する楽曲をUK現代ジャズ・シーンで活躍するミュージシャンらが新たにカヴァーする作品で、スミスやエズラ・コレクティヴに加え、シャバカ・ハッチングス、ヌバイア・ガルシア、ポピー・アジュダ、ジョーダン・ラカイ、アルファ・ミストなどのジャズ、ソウル、R&Bのシーンで世界的に活躍するアーティストが参加している。

なお、フルアルバムの全貌は後日発表される予定だという。

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デジタルシングル

ジョルジャ・スミス「ローズ・ルージュ」  

アルバム「ブルーノート・リイマジンド」

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