【パラ卓球】国際クラス別パラ卓球選手権大会が中止に

写真:「卓球は人をつなぐ」Rallys/提供:西泰宏

日本肢体不自由者卓球協会は、第12回国際クラス別パラ卓球選手権大会の中止を発表した。毎年行われていた本大会の成績は国際大会派遣選手選考会のための資料となっていた。

新型コロナウイルスの影響でパラ大会が中止に

11月13日~15日の日程で大阪・舞洲スポーツセンターで開催が予定されていた第12回国際クラス別パラ卓球選手権大会だったが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止となった。

大会開催にあたり、審判員、ボランティア、参加選手の人数制限を設けるなど、安全の担保を検討したが、参加選手にさまざまな不安を与える大会に成らざるを得ないという結論に至り、開催取り止めとなったという。会場となる大阪舞洲障がい者スポーツセンターから、大会での会場使用の確約を得られていないことも影響した。

今年度の登録についても発表

また、日本肢体不自由者卓球協会は、今年度の登録について、3月のジャパンオープンパラ卓球選手権大会が開催されない場合は、登録料を次年度に充当することも併せて発表した。

文:ラリーズ編集部

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