元パロマ社長、小林敏宏氏が死去

湯沸かし器の事故多発で引責

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死去した小林敏宏氏

 パロマ工業(現パロマ)の社長を務めた小林敏宏(こばやし・としひろ)氏が、6月23日午前10時35分、腎不全のため名古屋市の病院で死去した。82歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行った。喪主は現会長で長男の弘明(ひろあき)氏。

 創業家出身で1981年に社長に就任し、米同業を買収するなど海外展開を進めたが、製造したガス湯沸かし器による一酸化炭素中毒での死傷事故が在任中に相次いで発覚。2007年1月に引責辞任した。

 同年10月に、業務上過失致死傷容疑で警視庁に書類送検され、10年5月に東京地裁から禁錮1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。