まだ続く大雨 九州北部は危険な状況続く 引き続き最大級の警戒を

 午前5時現在、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発表されている。きょう7日昼前までは土砂災害に最大級の警戒が必要となる。
 また、西日本から東北地方にかけての広い範囲で、あす8日にかけて非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。

 梅雨前線が東シナ海から対馬海峡を通り東北地方にのびており、9日頃にかけて西日本から東北地方に停滞する。
 この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線活動の活発な状態が続く見込みだ。

 九州北部地方では局地的に雷を伴って猛烈な雨が降り、土砂災害の危険度が極めて高い状態が続いている。
 午前5時現在、福岡県、佐賀県、長崎県には大雨特別警報を発表しており、何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する状況だ。
 また、3日からの大雨により、西日本や東日本では地盤の緩んでいる所や増水している河川がある。

 このあとも西日本から東北地方の広い範囲で8日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がありそうだ。福岡県、佐賀県、長崎県では、土砂災害に最大級の警戒をし、西日本から東北地方の広い範囲で、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要となる。
 また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。

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