熊本豪雨で特養浸水被害  三重県内の福祉施設も再点検を

熊本県などを襲った豪雨で特別養護老人ホームが浸水したことを受け、三重県の鈴木知事は6日、県内で浸水の危険性がある福祉施設について改めて避難計画などの再検討を行うよう指示しました。

熊本県を襲った豪雨では、球磨川の支流近くにあった特別養護老人ホームが浸水し、心肺停止状態で見つかった入所者14人の死亡が確認されました。

これを受けて鈴木知事は、県内の福祉施設について、ハザードマップなどと照らし合わせて、浸水の危険がある施設については避難計画や訓練の実効性を再検討するよう関係部署に指示したことを明らかにしました。

三重県では、今後浸水の危険がある福祉施設を抽出し、市や町とも連携しながら取り組みを進めるとしています。

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