長崎県高校野球大会 出場54チームの横顔・5

創成館、長崎東、長崎西、佐世保北、長崎北陽台、佐世保南

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1年の夏に甲子園に出場した創成館の松尾

◎創成館

 昨秋は県準優勝、九州4強で選抜切符をつかんだ。出場予定の甲子園交流大会(8月)に向け、県の頂点は譲れない。技巧派左腕の白水巧を筆頭に、3年生に限っても投手陣は豊富。全国経験者で遊撃の松尾力基らが伝統の堅守で支える。攻撃陣も昨秋の九州で打率5割8分3厘を記録した猿渡颯や俊足の田中雄大、長打力がある浦邊駿太郎ら巧打者がそろう。

◎長崎東

 初戦の相手は長崎北で注目カードの一つ。長崎五校の対抗戦などでも勝てていないだけに、雪辱に燃えている。右のエース柿本圭吾は冬場の体重増加で球速、威力ともにアップ。捕手の松尾隆哉、二遊間の鈴木大雅と岩永悠太郎のセンターラインを軸にバックがもり立てたい。攻撃陣は広角に打ち分ける田中翔一朗や千北壮馬、谷川大晟らが勝負強さを発揮できるか。

◎長崎西

 3年生は3人だけだが、身長185センチの左腕エース山下堅士朗、二遊間の伊藤志佑太と吉村懇が、それぞれ攻守の大黒柱としてチームを引っ張る。強肩捕手の村川潤やパンチ力がある今井千凱、投手兼外野の太田健介ら2年生も成長。有力な1年生17人の加入も好材料で、練習から活気づいている。1回戦の相手は長崎北陽台。進学校同士の白熱した戦いが期待される。

◎佐世保北

 2018年は16強、19年も初戦を突破。今季も選手の自主性を重んじながら、質の高い練習を追求してきた。佐世保北中出身で昨季からエースを務める右腕の土井陽輝は力強い直球が武器。冬のトレーニングを経て制球に磨きがかかった。同中出身で主将の遊撃、池田高士郎を中心にバックが支えたい。攻撃陣はチャンスで友寄英春、石田凌太郎の長打が期待される。

◎長崎北陽台

 甲子園で8強入りした1994年夏から26年。5年前の秋の県4強を除けば上位から遠ざかっているが、例年、攻守のバランスはいい。投手陣は川端太耀、山田歩武、池田幸陽の継投を想定。強肩捕手の濵谷優音や主将で遊撃の森崎兼伸、俊足で中堅の江口宙を軸に、序盤を冷静に守れるかが課題となる。攻撃は柴田朋哉や真崎拓実、渕皇靖らが得点源か。

◎佐世保南

 初戦は佐世保会場の開幕試合で佐世保北との“南北戦”。3年生6人を中心に、チーム一丸で一球一球に思いを注ぐ「一球同心」を掲げてグラウンドに立つ。守備でいかにリズムをつくれるかがポイント。主将で遊撃の中山喜喬、中堅の岩永拓真らが軸となる。直球で強気に攻める3年生右腕の北匠真は捕手兼任で、江口優希、田口喜一郎ら2年生投手陣をリードする。